■◇■ファイヤーエムブレムといえば・・・■◇■
#雑談 2021年7月3日(土)
90年代の傑作シミュレーションゲーム「ファイヤーエムブレム」をご存じでしょうか。(以下FE)
初代はファミコンで1990年、そのリメイクと続編がスーパーファミコンで1994年に、さらに続編が1996年、そこからWiiやニンテンドー3DS等、ゲームハードを時代に併せて変更しながら、最新作は2019年に至るまで続く人気シリーズです。
内容はいわゆる戦略シミュレーションゲーム。 代表的なものであれば軍事モノで、戦車や歩兵ユニットを任意で進めながら敵部隊を殲滅・攻略していくという作品が多かった中で、この
FEシリーズが画期的だったのが、そのユニットを単なる「部隊・兵器」ではなく、名前と容姿、人格のある「1個人」とした事です。
個々のステータスや性別、能力、職業、得意な戦法、成長率が異なる為、プレイヤーは彼・彼女らに愛着が沸き、使う楽しみが増す訳です。
さらにFEを特徴づける要素として、1度死亡したユニット(キャラクター)は生き返らないというもの。
これが後年の作品になると任意で復活が出来る難易度が選べたり、特殊アイテムを使う事で復活できる等、緩和されていますが・・・
この「生き返りが無い」という点が、プレイヤーをより慎重にさせるわけです。 ユニット達はそのほとんどが一手戦略を間違えただけで、あっという間にやられてしまいます。
懸命に育てたユニットですから、誰一人失わずに攻略する為には先の先の先を読む必要があるのです。
さらに男心をくすぐるのは舞台が中世ヨーロッパ(架空の大陸)を思わせ、騎士や剣士、魔法使いによるファンタジーという点。 これはドラクエやFFに代表されるように、やはり王道中の王道ですね。
騎兵は移動力に優れるが平均的すぎて長所短所が少ない、
剣士は攻撃力に優れるが防御と移動力が低い、
重装兵は打たれ強いが足が遅い、
魔法使いは火力があり間接攻撃可能だが防御力は皆無、
弓兵は間接攻撃が出来、ドラゴン等飛行系ユニットに絶大な威力を発揮するがやはり防御に難あり等・・・
ユニット毎に異なる能力をどう組み合わせて迅速に、かつ1人も失わずに常に数の上では圧倒的に優勢な敵勢力を攻略するか・・・の頭脳戦が重視される事が、30年が経過した今でも過去作品が愛される理由です。
これはグラフィックやサウンドが劇的に向上した現行ソフトにはなかなか無い魅力です。
ハイテクだけが全てなのなら、将棋やチェス、トランプ等はとうの昔に廃れているはずですよね。
昨今のレトロゲームブームはただの懐古主義というだけではない、限られたスペックで最高の作品を作り上げようという、開発陣の意欲が感じられます。
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