リビング階段
こんにちは、中條です。
「リビング階段はどうなんですか?」とよくご質問をいただきますので、リビング階段にするメリット・デメリットの一例をまとめました。
皆様の家づくりのご参考になれば幸いです。
<メリット>
★リビングが広く見える(LDKが広い間取りに出来る)
一階と二階につながりが出来るので、リビングが広く見えます。
階段をリビング内に設けることで、階段スペースを別途確保する必要がありませんので、LDKを広くすることが出来ます。
★家族とのコミュニケーションアップ
2階の部屋に行く際に、一度必ずリビングを通ってという動線になります。
家族間で顔を合わせることが増えるので、ご両親としては、お子様の様子を確認出来るので、安心できますよね。
★吹き抜けと相性が良い
リビング階段と吹き抜けを組み合わせることで、開放的で、おしゃれな空間を作ることが出来ます。
<デメリット>
★臭いや音が広がりやすい
開放感があるので、キッチンの臭いやテレビ等の音が、2階に広がりやすくなりますので、臭い・音漏れ対策が必要です。
★空調が効きにくい
一般的には、暖かい空気は上(2階)へ、冷たい空気は下(1階)へ、動きます。
もし仮に、寒い時期に、LDKで暖房をつけた際に、空調の暖かい空気は階段を通って2階へ、2階の暖房の効いていない部屋の空気は1階へ動きますので、空調が効きにくいということがあります。
★プライバシーが確保しづらい
メリットでも紹介いたしましたが、一度必ずリビングを通ってという動線になりますので、来客時などは不便に感じることがあるかもしれません。
メリットデメリットがございますので、各ご家庭のライフスタイルや考え方にあったに基づいて家づくりを進めてほしいと思います。
デメリットに対しても対策をすることは可能ですので、ご相談ください。
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