建売VS注文建築 ・・・ 結果発表
#建物 2020年10月25日(日)
朝晩相当に冷え込む時期になり、
秋通り越してもはや冬。
来年、寒さが落ち着けばあっという間に猛暑日になる。
我が国はいつから四季でなく二季に短縮されたんでしょうか( ゚Д゚)
さて、前回ローンの借り方について「返済負担率とは」というお題で書かせて頂いたのですが、
今回は住宅の持ち方のひとつである「建売」と「注文建築」についての論争の渦へ飛び込んでみます。
まずはそれぞれの特徴ですが・・・
プランの自由度
注文住宅:セミオーダー、フルオーダー。サイズ・仕様・デザイン・各種カラーリング等、こだわりや夢・希望をプランに反映できる
建売住宅:完成済。 自由度は効かないので「現物の建物が希望と一致しているかどうか」が全て
コスト
注文住宅:建売住宅より割高。 ただし不要なもの、必要なもののメリハリをつけることで抑えられる(建物の耐震強度等の安全性等、希望と予算を擦り合わせながら決められる)
建売住宅:設計コスト、打合せコストが無く、規格を揃えて一括建築する為、注文住宅よりも割安(価格重視の建物は建築基準法が通るギリギリレベルのケースも多い)
入居までの時間
注文住宅:計画スタートから入居までは時間がかかる(土地探し、ローン審査、建物打合せ等)
建売住宅:気に入れば即申込、ローン本審査等を含めても約1か月前後で入居可
建築中の様子をチェック
注文住宅:建築中の様子を実際に見て確認できる
建売住宅:完成している為、建築中の様子を実際には見ることがない
仕上がり状態の確認
注文住宅:これから建築が始まるので、工事契約前に実際に完成するまで仕上がり状態が確認できない(施主様の承諾無しには工事関係者以外立ち入れない)
建売住宅:仕上がり状態を確認してからの購入が可能(引き渡しまでは業者の所有、見学現場も兼ねる為、不特定多数が出入りする)
相対的には建売物件はエリアや建物サイズ等、同条件で建てるなら注文建築より1~2割程度安価に設定されている事が多いと思います。
どちらが正解、という事はなく、「求めているものは何か」という点に尽きると思います。
価格?エリア?自由度?速度?安全性?省エネ?
スーツや靴のように量販の既製品なのか、セミ(フル)オーダーなのか・・・
それぞれ一長一短ありますよね。 スーツや靴ならいくつあっても構いませんが、家は1棟しか買いません。
優先順位が高いのは、どの項目になるでしょうか?
注文住宅と建売住宅のどちらが良いか迷ったら、両方を取り扱うビルダー(工務店)、ハウスメーカーへ相談してみるのも一つの方法です。
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