畳のサイズは地域によって違う!?畳の雑学を紹介!
#建物 2020年8月31日(月)
こんにちは!
みんなの弟、ミスターデイク新築設計の「モッチー」こと望月です!
最近はフローリングのお家が増え、畳を見る機会が減ってきました。
モッチーは畳が大好きなのに・・・。
今回は、畳の雑学を紹介したいと思います。
畳は「たためる」から畳になった
そもそも畳とは、昔は筵(むしろ)や茣蓙(ござ)など薄い敷物の総称でした。
使用しないときは、たたんで部屋の隅に置いておいたことから、「たたむ」→「たたみ」→「畳」になったんです。
畳の進化
現在の畳の形に近づいてきたのは、平安時代になってからです。
据え置く形になり、厚みも出てきました。
室町時代になると、部屋全体に畳を敷くようになり、移動することがなくなった畳は、ますます厚くなってきました。
最近では、畳縁(たたみべり)がない、半畳タイプの琉球畳が人気です。
また、薄く、カーペットの様にフローリングに敷くタイプなどもあります。
車いすに対応したものや防水のものなどもでています。
最近は、井草ではなくパルプ(和紙)でつくり、生産の安定性を図ったものや中身を発砲スチロールにしたものなどもあります。
畳のサイズ
日本の文化でもある畳ですが、実は地域によってサイズが違うんです。
主に江戸間(関東間)・関西間(京間)・中京間などがあります。
なぜ地域によってサイズが違うかというと、家の建て方の違いなんです。
畳発祥の地である京都では、畳を並べてから部屋の大きさを決めていました。
一方関東では、柱を建ててから畳を並べていました。
そのため、柱の分小さくなったんです。
江戸間
北陸や関東地方などで見られるサイズです。
徳川家康が江戸幕府を開いた頃にできたと言われています。
江戸幕府が開かれたのは1603年なので、400年以上前となりまね。
サイズは約1,757mm×879mm(5尺8寸×2尺9寸)です。
関西間
京都が発祥のサイズです。
関西地方を中心に広まっていますが、現在はあまり使われていないようです。
サイズは約1,909mm×954mm(6尺3寸×3尺1寸5分)です。
中京間
名古屋を中心としたサイズです。
江戸間と関東間の中間で、約1,820mm×910mmです。
団地間
アパートやマンションに使われているサイズです。
他のサイズに比べて小さく、約1,697mm×848mm(5尺6寸×2尺8寸)と約1,606mm×803mm(2尺6寸5分)の2種類です。
その他
他にも、九州地方で使われている、佐賀間。
中国地方で使われている安芸間などがあります。
さいごに
畳があると、つい癒されてしまうのは、私だけでしょうか?
畳に横になると、ついついうたた寝をしてしまいます。
日本人の心でもある畳は、ぜひこれからも廃れることなく残ってもらいたいですね。
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