神棚を飾る方角。あなたは大丈夫?
#建物 2020年8月3日(月)
こんにちは。
ミスターデイク、新築設計のモッチーこと望月です。
家内安全や夫婦円満を祈願して神棚を付けている家庭も少なくないと思います。
我が家も昔から神棚を飾ってありますが、意外と神棚の知られていない神棚のサイズの決まりや配置場所。
今回は、神棚の豆知識をお伝えいたします。
神棚の発祥
一般家庭で神棚を飾るようになったのは、江戸時代初期と言われています。
伊勢神宮への信仰を進めた御師(おし)達が神宮の御神札を配り、その御神札の安置場所として、神棚が広まりました。
ちなみに御師とは、社寺へ参拝者を案内して、参拝・宿泊の世話をする人の事をいいます。
神棚のサイズの由来
最も一般的な神棚の棚板のサイズは、長さ約110cm、幅約36cm、厚さ約3cmとなります。
これを尺貫法に変換すると、長さ「3尺6寸5分」、幅「1尺2寸」、厚さ「1寸」です。
「3尺6寸5分」は、1年=365日を表しています。
「1尺2寸」は、12ヶ月を表しています。
「1寸」は、1日を表しています。
神棚のサイズには、ちゃんと意味があったんですね。
神棚を飾る方角
神棚を飾る方角は、神棚の正面が南、または東を向くように飾るのが良いとされています。
また、家の中でも清らかで、家族に親しみやすい場所に飾るのが良いとされています。
高さは、目の高さより高い位置に飾るのが良いとされ、下を潜り抜けないような場所が理想的です。
神棚を飾る時の注意点
2階だてのお家で1階に神棚を飾るとは、神棚の真上の天井に「雲」や「天」・「空」という文字を書いた紙を貼る場合があります。
これは、神棚の上には何もないという意味になります。
特に、神棚の上の階が人が通る(神棚を跨ぐ)場合には注意して下さいね。
また、文字の代わりに、雲をかたどった模様が入った「雲板」を設置する場合もあります。
さいごに
最近は神棚を飾るご家庭も少なくなってきている気がします。
アパートやマンションで暮らす家庭も多くなり、しかたがないとは思いますが、少し寂しくも感じます。
神棚を飾るタイミングの一つに、お家を建てた時があります。
日本が世界に誇れる、伝統文化だと思いますので、この文化を絶やさず続けていきたいと、私「モッチー」は思っています。
神棚の飾りやお供え物などは、地域の文化や習慣によって異なります。
わからないことがあったら、ご両親やご祖父母、地域の方々にお話を聞いて、その家族、その地域に合った神棚を飾って下さいね。
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