住宅ローン事例 「個人情報をとってみて分かった事!」
#住宅ローン 2020年6月26日(金)
こんにちは、営業の大久保です。
少し前にご相談いただいたお客様の事例をお話し致します。
そのお客様ご家族は町営団地にお住まいで、子供さんが働き出し世帯収入が上がり、来年度から団地の家賃が上がるので、そのタイミングで家を建てたいとの相談でした。
初めての出会いは、店舗にご家族でご来店いただきました。
ご主人様から年収や勤続年数、また現在返済中の借入等をお聞きしローンシュミレーションを行った結果、現在返済中のローンは残したままでも、新規に住宅ローンを組む事は出来るのではと判断し、家づくりのお話を進めていきました。
(ミスターデイクは家づくりをご検討され住宅ローンをご利用される客様全員に、簡単なローンシュミレーションを行っております。)
何度かお会いし、土地・建物などの総予算が出そろい、その内容で家づくりを進めていく事になり、住宅ローンの事前審査を行う為、前年度の源泉徴収票・返済中のローン明細などをご用意頂き、事前審査書類を金融機関に提出し審査が始まりました。
数日後、出た結果は非承認(NG)でした。
非承認の理由もわからず結果を受け止めるしか出来ない状況でした。
でも、このお客様が凄かったところは次にとった行動です!
自身の個人情報を各信用情報会社に「開示請求」を行い、自身の信用情報を所得した事に始まりました。
※開示請求って何?って事ですが!!
開示請求とは、その請求した人の現在から過去約10年間のローンに関す内容が全て記載されていて、その支払い状況も記載されている物です。
これが「個人情報」になります。
住宅ローンの審査をするのにすごく重要になる物です。
この信用情報の内容によって住宅ローンの可否が決まると言っても良いと言えるぐらいの物です!
そこに載っていた情報を確認したところ、現在支払い中のローンの延滞等はなく、また、過去の支払い済のローンの延滞等も無いことが分かりました。
お客様とその信用情報を何度も見直しましたが、まったく非承認になった原因が分かりませんでした。
ある日、住宅ローンの事前審査の際の、ご用意頂いた今あるローンの明細と信用情報の内容を細かく確認したところ、今支払っているローンの契約日と、「開示請求」した信用情報に載っていた同じローンのはずの契約日が異なっている事に気付きました。
お客様も何で異なるのかが分からない状況でした。
でも、お客様に思い出してもらって、最終的には同じローンなのに契約日が異なる原因が判明しました。
その原因は、ローンの支払い中にそのローンを増額し再度契約をしたことで、お客様に用意してもらったローン明細に記載された契約日が、再度契約をした日になっていた事に気付きました。
信用情報に載っている契約日は最初に契約した日のままだったのです!
多分事前審査の段階で返済中のローン以外にもう一つローンがあると判断されたのではないかと思い、当時の増額した契約書などを事前審査を出した金融機関に提出し事情を話したところ、ダメもとで再度確認をしてもらう事になりました。
その後、結果は同一のものと判断され、無事、事前審査承認され、その後の本審査も承認となりました。
何で同じローンなのに契約日が異なった形で信用情報に載ったのかは分かりませんが、自分を信じ諦めなかったお客様だった事で、この様な結果となったと思います。
今は工事も完了しご家族で新居にお住まいです。
お客様からは、「あの時、開示請求を行なっていなかったら今はなかったと!」
と、笑顔でお話しいただきました!
お客様の家を持ちたいと思う気持ちが、この結果に繋がったのだと思います!
今後、家づくりを検討される際、かなりの割合で住宅ローンを利用する方は多いと思います。
一つの参考になったら幸いです。
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