山梨×ウォークスルークローゼット|新築で人気のウォークスルークローゼットとは?
#建物 2025年4月11日(金)
新築を建てる際、ウォークインクローゼットをお考えの方も多いのではないでしょうか。
一般的なクローゼットと比べると少しスペースが必要ですが、収納量が大きく、「衣類・荷物が多い」といった方にはおすすめです。
最近は、少し用途が異なる「ウォークスルークローゼット」という空間も人気があります。
今回は、ウォークスルークローゼットについて、メリット・デメリット、ウォークインクローゼットの違いなどについてお伝えしていきます。
ウォークスルークローゼットとは?
近年の家づくりで欠かせない収納空間と言えば「クローゼット」。主に衣類の収納に利用する空間です。
内部を広めに確保し、生活用品など大きなものを入れて人が歩けるようにした空間を「ウォークインクローゼット」と言います。
ウォークインクローゼットは、扉を設け、ふだんは閉められていることが多く、主に“収納”を目的とした空間です。
対して「ウォークスルークローゼット」は出入り口が2つあって通り抜けできる構造になっています。収納の目的だけでなく、通路の機能も兼ね備えているクローゼットです。
ウォークスルークローゼットのメリット
一般的なクローゼットと違い、“ウォークスルー”にすることでどんなメリットがあるのでしょうか。
2箇所からの出入りができる
ウォークスルークローゼットは2つの扉から通り抜け出来るので、家の動線がスムーズになるメリットがあります。
入り口とは別の空間に行くことができ、回遊性の高まる間取りに。家事動線・生活動線が短くなり、時間の有効活用にもつながりそうです。
山梨のデイクの家でも、ウォークスルークローゼットのご相談をいただくことがあります。ウォークインクローゼットとの違いや疑問等についてはお気軽にお問い合わせください。
通気性がよくなる
扉を閉めっぱなしの納戸やクローゼットは空気の流れがなく湿気がこもることも多いです。そのため、換気設備を導入することも重要です。
ウォークスルークローゼットは“通り道”を兼ねていることから、扉を開けることで通気性も良く、カビ・ダニが発生しづらい環境と言えるでしょう。
両方の扉を開けると明るい空間に
一般的にクローゼットは暗くなりがちな空間ですが、2箇所の扉を開けることで明るさも確保できます。
ウォークスルークローゼットにはデメリットも…
通路としての機能を充実するには、通り抜けできるように収納しなければなりません。
2箇所の出入り口(扉)部分の対角線上に物を置くと通路が確保できないため、ウォークインクローゼットと比べると収納量が少な目になります。
また、せっかく通路を兼ねている空間ですから「動線の良さ」を重視することが必要です。設置場所によってはウォークスルーのメリットが得られないこともあります。
生活スタイルを考えながら、設置場所を検討しましょう。
ウォークスルークローゼットはココがおすすめ
ウォークスルークローゼットはどんなところに設置すべきなのでしょうか。
玄関
最近注目されているのが玄関に近い場所に設置されているウォークスルークローゼットです。
コート類をかけられるようにすることで、帰宅後にウォークスルークローゼットでコートを脱ぎ収納、そしてリビングへと向かうことで外のウイルスを持ち込まずに済みます。
シューズクロークを兼ねるのもおすすめです。
洗面室
ランドリールームや洗面室などと隣接するようにウォークスルークローゼットを設けると、身支度や入浴時の準備がスムーズになります。
キッチンやリビングとも行き来しやすくすると、家事動線も良くなるでしょう。
まとめ
ご家庭ごとに希望の間取りやライフスタイルも違い、どんな動線が快適と言えるかは変わります。人気のウォークスルークローゼットですが、動線や目的を十分に考えながら設置しなければ、せっかくの魅力も半減することもあります。
「通路も兼ねて動線豊かなクローゼットにしたい」という方にはウォークスルークローゼットはおすすめです。
また、ウォークスルークローゼットは通路になる点が重視されるので、ウォークインクローゼットと比べると収納量は減ってしまいます。
山梨のデイクの家でもウォークスルークローゼットやウォークインクローゼットのご相談をいただくことがあります。
「我が家はウォークスルー?それともウォークイン?」
「どこに設置する?」
など新築の収納でお悩みの際はお気軽にお問い合わせくださいね。