山梨の家づくり|新築で和室を作るべき?和室を作って成功するパターンと注意ポイントをご紹介
#建物 2025年1月10日(金)
家に和室があるのは当たり前だった時代もありますが、洋風住宅が普及した今では「新築に和室はいらない」というケースが多いかもしれません。
ただ、和室は洋室とは違った魅力があるのも事実。新築で和室を作って成功したという方もいらっしゃいます。
「和室を作るべきか迷う」「面積的に余裕があったら和室が欲しい」という方のために、今回は新築時の和室の考え方をお話していきます。
和室は使い勝手が良い空間
クッション性のある畳は、硬い素材の板の間と違って直に座りやすいですよね。子供が転んでも安心で、布団を敷くと寝室にもできます。
また、来客時のおもてなしにも大活躍します。来客をリビングに招いて話をしていると、ほかの家族が来たときにお互いに気まずいケースもあるでしょう。和室という空間に仕切られていれば、ゆっくりと話をすることもできます。
家族が使うとき、お客様が使うときなど、さまざまなシーンで使い心地の良い空間になるでしょう。
新築に和室を作って成功パターン
それでは、具体的に和室を作って成功だったパターンをご紹介します。
ちょっとした家事ができるスペースになった
和室を作って、ちょっとした家事スペースにすることもできます。
乾いた洗濯物を畳み、アイロンをかけるとき、リビングに広げる方も多いかもしれません。和室があれば、洗濯作業をはじめ、ちょっとした家事スペースに早変わりです。
また、在宅ワークの際に和室を利用するのもおすすめです。
子供の遊び場&お昼寝スペース
和室は来客時に使うことも考えて、リビングに併設する方もいます。扉を開けて一続きにすると、キッチンやリビングからの目線が届く空間に。ヨチヨチ歩きのお子様が転んだときも畳のクッション素材は安心。赤ちゃんから幼児期のお昼寝が必要な子供のちょい寝に良さそうです。
また、子供の遊びスペースとして大活躍します。子供が遊ぶときにリビングのテーブルにおもちゃをたくさん広げると、片付けが大変…。和室を遊び場にすれば、おもちゃをゆったり広げられて子供達も喜びそうですね。
お客様の宿泊スペースにできる
遠方から親や友達が遊びに来たとき、ゲストルームにできます。宿泊をともなわないときでも、「和室」という区切られた空間があれば、お客様をゆっくりとおもてなしすることが可能です。
“新築×和室”に関する注意点
次は新築の際に和室を作るときの注意ポイントについて見ていきましょう。
目的を考えて和室を作るべき
「子供の遊び場所にしたい」「両親がよく泊まりにくる」など、和室の使い道がある程度定まってから和室を作るのがおすすめです。
たとえば、
・小さい子供はいない
・来客もほとんどない、泊まりに来る人もいない
・ランドリールームが別にある
・リビングにワークスペースがある
などのケース。
特に和室の必要性を感じないなら、むやみに作らない方がいいでしょう。せっかく和室を作っても“使わない空間”になってしまうかもしれません。ふだん使わない空間でもホコリはどんどん溜まりますから掃除をしなければ汚れ、畳の劣化が早まる可能性もあります。
それに、ほかの部屋で使わないものが発生したときに「和室があいているからとりあえず置いておこう」と物置化するリスクも。
和室の使用目的をきちんと考えたうえで、間取りを作るようにしましょう。
家具の跡に注意する
和室の畳は柔らかく、重い家具は凹みのもとです。長期間動かさない家具(タンスなど)を置いたままだと、沈んで凹んでしまう可能性もあるでしょう。
また、部分的に凹みの跡がつかないようにカーペットを敷くと、通気性が悪くなって畳の劣化につながるので注意しなければなりません。
和室以外の工夫もある
小上がりの畳スペースも人気です。
2畳くらいあれば、畳敷きの小上がりスペースにできます。“部屋”というよりも、ちょっとした多目的スペースにできて便利です。
山梨のデイクの家でも、新築で小上がりスペースをご希望される方も多いです。お気軽にご相談ください。
まとめ
和室はさまざまなシーンで大活躍する空間です。
ただ、むやみに和室を作っても「誰も使わず物置になった」「メンテナンスが面倒になった」とデッドスペース化して部屋が傷んでももったいないですよね。どんな風に使いたいかを明確にしたうえで和室を検討しましょう。
また、2~3畳ほどの“小上がり”も人気です。
「和室はいらないけれど小上がりは作りたい」といったケースもあります。
山梨のデイクの家では、お客様の理想の家づくりをサポートいたします。ご要望に合わせてプランをご提案しますので、気になる点はお気軽にお問い合わせくださいね。