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[山梨の家づくり]土地選びに登場するギモン…難しい・誤解しやすいワード、知っておくと役立つワードをご紹介

#土地 2024年12月27日(金)

 

土地探し中、細かい文字を読んでいくと初めて出会うワードもありますよね。土地価格や立地に注目したいところですが、難しいワードこそ読み飛ばさずに、理解して土地を購入しなければ後悔につながります。

 

今回は、土地探しで出会うかもしれない、知っておくと役立つかもしれないワードをいくつかご紹介していきます。

 

 

私道、位置指定道路

家を建てるときには道路に接しなければならないという決まりがあります。

 

道路のなかには「公道」と「私道」がありますが、分譲地や古くからある住宅地などでは周辺住民で共有名義になる「私道」が見られることも少なくありません。私道は基本的に個人の管理が必要です。補修費用や固定資産税など維持管理費用を想定しておかなければならないでしょう。

 

ただ、私道のなかには「位置指定道路」という、行政から認可されている私道も。多くの人が通行する、公道のように使われている位置指定道路になると、固定資産税が免除されることもあります。

 

また、私道と誤解されがちなのが「旗竿地(路地状敷地)などの通路」です。

 

旗のような形をした“旗竿地”は一般的な道路からは奥まった土地。竿の部分が通路となりますが、この通路は「私道(道路)」ではなく、敷地の一部となります。

 

 

地目

地目とは、土地の用途ごとに定められた、利用目的によって区分されたものです。家を建てる場合は、地目が「宅地」の土地を買わなければなりません。

 

また、住宅街にある空き地の場合、見た目は宅地のようでも登記簿上は畑や雑種地などの地目となっているケースもあるため注意が必要です。

 

たとえば、地目が畑になっていると“農地法”という法律が絡んできます。そのままでは家を建てられませんが、農地転用によって許可を受けて「宅地」に変更することになります。

 

地目変更などが難しいこともあるため、土地購入時は「地目」に注意してみてくださいね。

 

 

 

古家付土地

古家付土地とは、劣化が進んだような古い家が建ったままの土地のことです。

 

建物には市場価値がなく、基本的に古い家を取り壊す想定で売り出しています。「長らく空き家で劣化がひどい」「リノベーションするにしてもかなり大がかりな工事となりそう」といったケースが多いでしょう。

 

そのため、建物がついていても土地の値段のみで売り出されています。

 

古家付土地は相場よりも安く買えますが、その分、解体費用が必要になります。

 

また、古家付土地には、買主が購入後に解体を行う「現状渡し」、買い手との契約が整った後に売主が解体して更地にして引渡す「更地渡し」という2パターンあります。

 

古家付土地を購入する場合、こういった細かな条件を確認しておくことが大事です。

 

山梨のデイクの家でも「古家付土地の好物件があるけれど希望の間取りは建てられる?」といったご相談をいただくことがあります。土地の条件によって、可能な間取りや難しい間取りなどさまざまです。気になる点やご不安点はお気軽にご相談くださいね。

借地権

通常、土地を購入すると持ち主となる権利“所有権”は、売主から買主へと移ります。所有権は「自分の持ち物」として使える権利ですから、その後は使うことも売ることも自由にできるようになります。

 

そんななか、所有権とは異なり「借地権」がついた土地もあります。

 

これは「土地の所有者との間でから借りる契約をすれば使える」という権利のことです。借地権は、所有者に地代を払うことで借りた後には家を建てることは可能ですが、土地と建物の所有者が別…ということになります。

 

所有権の土地と比べて安く取得できるものの、契約期間満了の際に更新できない可能性や、土地を返すときに建物を解体しなければならないなどの注意点もふまえて慎重に考えましょう。

 

 

 

嫌悪施設

土地周辺に、人が嫌がるような施設がある際、「嫌悪施設」というワードが書かれていることがあります。

 

一般的には、

・工場やゴミ処理場、火葬場(ニオイがする)

・ガソリンスタンド、高圧線の鉄塔(怖い、危険)

・お墓、刑務所(なんだか嫌な感じがする)

・パチンコ場、競輪場(教育上、治安的に気になる)

・線路、飛行場、高速道路(頻繁に騒音がある)

などが嫌悪施設と考えられています。

 

ただ、上記のような嫌悪施設への感じ方は人それぞれです。実際に、こういった施設の近くにも家が建っているので、ご自身の許容範囲を考えながら土地選びをしていくといいでしょう。

 

 

まとめ

土地購入をする際、まずは土地価格を重視してしまいがちですが、細かい条件はしっかりとチェックすることが重要です。

 

道路のこと、権利のこと…など時は専門用語も多く、難しく感じる方もいるかと思います。ギモンに思った点は、土地を売り出している不動産会社に相談して、曖昧にしないで土地探しをしましょう。

 

山梨のデイクの家では、土地探しから新築をご希望の方のご相談もお受けしています。

 

「新築住宅を建てたいけれど土地を先に買っても大丈夫?」「気になる土地があるけれど希望の間取りが建てられるのかな?」など新築にともなう“土地のギモン”はぜひともご相談ください。

 

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