山梨・甲府で建てる“小さな家”。スモールハウスの魅力とおすすめの人を解説します
#建物 2024年11月15日(金)
小さい家は、家族の人数が多いと「狭いかも…」と思うかもしれません。
でも、1人暮らしや少人数の家族ならぴったりフィット。無駄に広過ぎることなく、ちょうど良い空間で暮らすことができます。
山梨のデイクの家でも7坪の依頼をお受けしたことがありますし、アパートと同じサイズ感「1LDKの暮らしがしたい」という方も増えています。
セカンドハウスという使い方もできる「スモールハウス」について、魅力やおすすめの人についてお話していきます。
スモールハウスとは?
コンパクトな間取りの家を“小さな家”や“スモールハウス”、“タイニーハウス”と言い、最近注目されることが増えてきました。
平屋やワンルーム、広さとしては10~15坪程度といったところでしょうか。1LDKなど、まるでアパートのようなサイズ感が「小さな家」のイメージです。
家を買うとき、大きな家に憧れを持つ方も多いかもしれません。ただ、住んでみて後悔する方もいます。
たとえば、ひとり暮らしや夫婦だけの世帯で「4LDK」「5LDK」などの広い間取りにすると、広過ぎることから掃除が大変。
しかも、使わない部屋も多く、実に“もったいない”というケースもあります。
一方、部屋数が少ない小さいでも、掃除やメンテナンスの手間も少なくて済み、断熱性や耐震性はそのままですから“コスパの良い家づくり”ができると注目されています。
小さな家の魅力とは?
次は、小さな家の魅力点について見てみましょう。
コンパクトで可愛い印象に
規模の大きい家と比べると、小さな家は可愛らしい印象になります。
面積が狭い土地なら無理に大きな家を建てると快適性が失われることがありますが、コンパクトな家ならぴったりです。
建築費用が安く、光熱費も少ない
建築資材も少なく済み、一般的な大きさの家と比べるとリーズナブルな価格での建築ができます。
部屋数が少ないので設置するエアコン台数も少なく、初期費用がおさえられる点も魅力的ではないでしょうか。
メンテナンスも楽になります。戸建て住宅は外壁や屋根を定期的にメンテナンスしなければなりませんが、塗装面積もおさえられるのはメリットです。
もちろん光熱費もそんなにかからないので、建てるとき・建てた後の費用もあまりかかりません。
暮らす人同士の会話が増える
空間がコンパクトにまとめられているので、暮らす人同士が顔を合わせやすく、自然と対話が増える間取りになります。
部屋もリビングに隣接するように配置でき、声かけもスムーズです。
小さな家がおすすめの人とは?
小さい家がおすすめなのは、1人暮らしや2人暮らし、子供を交えた3人暮らしなど“少人数の家族”です。
ただ、物が増えるとギュウギュウに詰められ圧迫感や居心地に悪さにもつながるため注意しなければなりません。
最低限の物で暮らす“ミニマリスト”にも小さな家はおすすめです。
「セカンドハウス」として、自宅とは別に土地を求めて小さな家を建てる人も増えてきました。余暇を楽しんだり、リモートワークでの活用も期待できますね。
また、書斎のような離れ、自宅に隣接させた小さな店舗などを作りたい人にもおすすめできます。
敷地に余裕があることが大前提ですが、どんな間取りを建てるかでも注意点が違ってきます。
小さいながらにも水回り&部屋があって本格的な住居を建てるなら、敷地を“分筆(土地を2つに分けて登記し直す)”しなければならないでしょう。必要な手続きなどもケースバイケースで異なるため、経験豊富な住宅会社に依頼することも大切です。
まとめ
まるでアパートのような感覚で暮らせる小さな家は、1人暮らしや少人数の家族の家づくりの選択肢として注目されています。住む人の数と空間の広さのバランスが良く、コンパクトながらにもジャストフィットの快適な暮らしが叶いそうですね。
また、家の規模が小さいため、土地購入費(それほど広い面積でなくてもよい)や建築コストはかなり下げられます。
山梨のデイクの家でも、小さな家づくりのご相談をいただくことも増えてまいりました。小さくても機能性の良い家づくりをすることができ、実際に建てた方々からご満足のお声をいただいています。