[20代30代40代50代]間取りはどうする?年代別で考えておきたいポイント
#事例 2024年10月11日(金)
年代や「子供のいる・いない」、「子供の年齢」などによって新築時に考えておきたいポイントは異なります。
若い世代なら「子供のために部屋数が必要」というケースも多いでしょう。中くらいの世代なら「これから近い将来、子供が巣立って空き部屋になるかも」というケースもありますが、同時期に親を迎える可能性もないわけではありません。
また、シニア世代に向けて終の棲家のための家づくりなら、部屋数や広さもそれほど必要なく、階段のない平屋もおすすめです。
今回は、年代別の間取りのポイントをお話していきます。
20~30代のお家作り
20~30代くらいは、夫婦2人や子供が小さいことも多いのでそれを見据えた間取りにしてはいかがでしょうか。
結婚を機に家を建てる場合は夫婦2人
若い2人は、家で仕事をすることや、趣味を楽しむ自分の時間を大事にできるような間取りがおすすめです。
お互いのワークスペースや趣味スペースにできるように、小さくてもいいのでそれぞれの個室があるとストレスも軽減します。
「まだまだ2人の生活を楽しみたい」という夫婦なら、将来的に子供を持つかどうかも家づくりの際に話し合うことで適切な間取りは異なるでしょう。
少し大きめな部屋を一部屋作っておき、「子供ができたら壁を取り付けて2部屋に」といったパターンもいいかもしれませんね。
夫婦2人+小さい子供
小さな子供がいる場合は、LDKは広く確保しましょう。赤ちゃんや幼児などの子育て中は、寝るとき以外はLDKがメインの部屋となるからです。
子供の様子をチェックできるように、対面キッチンにするのもおすすめです。
また、LDKの横に小部屋があると子育てに重宝します。お昼寝や子供の遊び部屋にもでき、少し成長したらスタディスペースにもできそうですね。
山梨のデイクの家では、小さいお子様を子育て中のご夫婦からの新築のご相談もよくお受けしています。子育てしやすい工夫も盛り込んだ家づくりを考えていますので、気になる点やご不安な点はお気軽にお声がけください。
40代のお家作り
40代にもなると、子供の年齢が小学生、中学生、高校生と大きくなってくる頃ではないでしょうか。
子供の性格や子供の人数によっても異なるのですが、年齢を重ねるほど“1人でできること”も増えてくるため、親御さんも自分のことに時間が費やせるようになる頃かもしれません。
保育園・幼稚園時代には目が離せなかった…というときが懐かしくなるほど、子供は成長と共に自分のやりたいことが増えてくるでしょう。
だからと言って個室に籠られても親子の距離が離れてしまいます。
そこでLDKを広めに確保し、家族が集まりやすい間取りがおすすめです。
中学生、高校生になると勉強に集中するなど個室も必要ですが、将来的に子供が巣立つことも考えた間取りにしたいものです。
ただ、子供が巣立つ一方で、ご自身の高齢の親を迎える可能性があるケースも考えられます。1階のLDKの横に一部屋作るのもおすすめです。
50代以降のお家作り
50代以降の家づくりの場合、子供もだいぶ成長し、「子供が家を出るかもしれない」「すでに巣立った後」といったケースになるかもしれません。
可変性のある間取りを意識し、使わなくなった後の子供部屋を趣味の部屋や書斎などとして使えるようにしておくのもいいでしょう。
壁を取り払ってほかの部屋と一体化させて空間を広げられるように、隣同士で部屋を作っておくのもいいかもしれませんね。
また、高齢になったときのことを考えて、トイレや浴室などの安全性や、スムーズな動線を意識した間取りを計画することが大事です。
夫婦2人だけの生活なら、平屋でコンパクトな間取りもいいでしょう。
まとめ
間取りを考える際、年代別で意識しておきたいポイントをまとめてみました。全世代に言えることですが生活スタイルや家族構成が変わったときでも対応できるような可変性のある間取りにするのがおすすめです。
少しリフォームするだけで「2部屋に区切ることができる」「1つの大空間にできる」というプランができるかも考えておくといいかもしれません。
山梨のデイクの家では、さまざまな家族構成の方に合うようなプランをご提案します。お気軽にご相談くださいね。