照明の種類にこだわって素敵な家づくりを。人気の照明の種類をおさえておこう
#建物 2024年2月2日(金)
新築で「照明計画」を立てるときは、照明の種類にもこだわってみましょう。
すっきりしたフォルムのカッコいい照明、丸みのある形の可愛らしい照明、存在感があっておしゃれな照明、暖かみがある色でホッと和む照明…など。
照明の形状や取り付ける位置の微妙な違いで、お部屋の雰囲気が大きく変わります。
今回は、光を照らすだけでなく、インテリアの一部にもなる照明の種類についてお伝えしていきます。
新築の照明計画でぜひご参考ください。
照明の種類はいろいろ…どんな照明があるの?
新築でよく選ばれる代表的な照明をいくつか見てみましょう。
シーリングライト
新築で人気があるのが天井に引っ掛けて取り付けるタイプの照明「シーリングライト」です。
天井に密着させるので、圧迫感がない印象になります。
取り付け位置がお部屋の最も高い位置ですから、空間全体に光がまんべんなく行きわたります。
スイッチの「入・切」もリモコン1つで簡単。
クールな色、暖かみのある色などの灯りの色味や、明るさなどを調整できてとても便利です。
ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込むタイプの照明です。
天井に出っ張りがないので、シーリングライトよりもすっきりとしたお部屋になります。
「1つの空間に1個のダウンライト」だと光量が足りないので、通常はお部屋の広さや他の照明の設置の有無などによっていくつかバランスよく配置します。
シンプルなのに上品、とてもおしゃれな空間に仕上がる照明です。
山梨のデイクの家でも「新築にダウンライトを取り付けたい」というご相談をいただきます。
素敵な空間になるように、一緒に考えてまいりましょう。
スポットライト
美術館やカフェなどのような雰囲気を演出できるのが「スポットライト」です。
「キッチンの上部」「絵画を飾る壁面」「観葉植物の上」などに取り付けると、スポットが照らされて素敵な印象になります。
ダクトレールに何個が取り付け、それぞれ向きを調整すると光の広がり方が変わってくるでしょう。
ペンダントライト
天井から吊り下げて光を放つ「ペンダントライト」も新築で人気があります。
部屋全体というよりもピンポイントを照らすので、特にキッチンやダイニングに選ぶ方が多いです。
さまざまな形・デザインがあるので、インテリアとしても存在感を発揮してくれるでしょう。
お部屋の雰囲気に合わせた商品を選ぶことができます。
ブラケットライト
天井ではなく、“壁”に取り付けるのが「ブラケットライト」です。
天井が高過ぎて取付しづらい階段や、そもそも天井がない玄関や駐車スペースなどに選ばれることが多いです。
いったん壁面で光を反射して照らすような立体感がおしゃれな空間作りに効果を発揮してくれるでしょう。
アンティークで落ち着くデザイン、豪華なデザイン、モダンなデザインなど、さまざまなタイプから選べます。
いくつかの照明を組み合わせる「一室多灯」が注目
昔の日本の家では、ひとつの空間にひとつの照明が主流でしたよね。
「キッチン・ダイニング」「リビング」と、目的ごとに小さめの部屋が独立していたので、それぞれにひとつの照明でも特に困りませんでした。
最近の家はLDKのような広い空間が一般的で、1つの部屋にいくつかの照明を設け一室多灯が増えています。
たとえば、LDKという大きな空間内で、リビング部分にはくつろぎの光を放つシーリングライト、ダイニング部分には美味しそうな食事を照らしてくれるペンダントライト、キッチン部分には料理がしやすくなるスポットライト…などです。
それぞれ実用性を持ちつつも、デザイン性の高いデザインの照明を選ぶことで空間をおしゃれに彩ってくれる存在となるでしょう。
まとめ
照明は、何かを照らして空間を明るくするという実用性はもちろん、インテリア性も考えて選びましょう。
家づくりでは、照明計画はそれほどメインとはならず、それほどこだわりを感じない方もいます。
でも、照明によって空間をどのように照らすかも変わり、お部屋の印象をおしゃれにすることもできます。
山梨のデイクの家にも、新築住宅の照明計画についてご相談いただくことがあります。
「こんな照明を取り付けたいけれど大丈夫?」「おしゃれな雰囲気にできる照明の選び方が分からない」といったご相談もお待ちしています。
インテリアとも合わせながら、素敵な照明選びをしてみませんか。