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[デッドスペース解消!]リビング階段を上手に取り入れるためのポイント

#建物 2023年12月22日(金)

リビングからスムーズに2階に行けて動線がスムーズ、家族が顔を合わせやすいという特徴を持つ「リビング階段」。視覚的な開放感もあり、リビング階段を採用した間取りは家づくりで人気です。

 

ただ、一方でデメリットになり得る点もあり、深く考えずに設置したところ、リビング階段に後悔を感じたというケースもあります。

リビング階段にして良かった…と思えるように、上手に取り入れるためのポイントを解説していきます。

 

新築住宅でリビング階段を検討中の方は、ぜひともご参考ください。

 

 

ポイント1:インテリアにもなじませた階段デザインを採用

リビング階段は、リビングにあって常に視界に入ることから、実用性とインテリア性を兼ねたものと言えるでしょう。そこで、リビングという空間になじませたデザインを考えることが大事です。

 

昔の日本住宅では、玄関からすぐの位置に階段を設けるスタイルが一般的でした。階段は「昇り降りするためのもの」という実用的な考えで、ふだんは目に入らない部分ですからデザインにはこだわることがなかったかもしれません。

 

近年人気のリビング階段は、おしゃれな空間の一部にもなるため、階段の踏み板や蹴込板の色・素材をリビングのフローリング、内装などに上手に合わせて、おしゃれな雰囲気を演出しましょう。

 

ポイント2:扉の近くへの設置がおすすめ

リビング階段のある間取りなら、リビングを通過するときに必ず顔を合わせるので家族の距離が縮まりやすいのが特徴です。さらに、子供の友達にも声をかけやすくなり、交友関係を把握する意味でもメリットが感じられます。

 

玄関から直接上れる階段の場合、子供の友達がそのまま2階に行ってしまうと、顔を合わせる頻度も少なく不安ですよね。リビング階段で、子供の友達がリビングにいったん入る動線になれば、顔や名前も一致しやすく、安心感にもつながるでしょう。

 

ただ、だからこそ注意したいのがリビング階段とリビング扉との位置関係です。

 

リビング扉から階段が遠く、しかもテレビの前を横切る動線にしてしまうと、子供の友達が来るたびにお互いに気まずく・落ち着かないという失敗につながりやすいです。

ソファーやテレビからは離れ、扉の近くにリビング階段を設置すれば、挨拶はしっかりとできるうえ、来客も通りやすい動線と言えるかもしれません。

 

ポイント3:階段下も上手に活用したい

デッドスペースになりがちな階段下も、上手に活用できるデザインにしましょう。

姿勢を低くして使用することの多いトイレは階段下スペースを使用するうえで代表例と言えます。階段のデザインもちょっとしたアクセントになることも!

その他に、たとえば、ワンちゃんを飼っているならペットスペースとしてもおすすめです。犬用サークルやケージをリビングに置くよりも、すっきりとします。何より、ワンちゃん自身も「自分だけの部屋」として落ち着いて過ごせるでしょう。ふだんはリビングで遊びつつ、お留守番や就寝時に階段下のペットスペースに入ってもらうという使い方もいいかもしれませんね。

 

そのほか、造り付けのデスクを設置したワークスペース、お子様達のちょっとしたプレイルーム、リビングの収納…などデッドスペースにならないように家族みんなでアイデアを考えてみるのもいいでしょう。

 

山梨のデイクの家にも、リビング階段の下を活用したいというご相談をお受けすることがあります。お客様のニーズに合わせ、快適に暮らせるような提案をしております。リビング階段で階段下を活用したいときは、お気軽にお問い合わせください。

 

ポイント4:安全に配慮したデザインを

リビングに階段があるため、子供の安全に配慮したデザインにしましょう。手摺を利用して昇り降りすることを考えると、安全性の高さにも工夫することが大事です。手摺の幅が広過ぎて、落下のリスクが高まらないようにしたいものです。

 

また、子育て中のご家庭では、階段の安全対策としてゲートを取り付け、自由に2階に行けないようにするケースも多いでしょう。そこで、小さいお子さんがいるご家庭の場合は、ゲートを取り付けやすいデザインにするのもおすすめです。

 

 

まとめ

 

リビング階段は、近年人気となっている人気の階段です。開放感やデザイン性、そして動線の良さなど多くの魅力があります。

 

ただ、リビングと一体化した階段となるため、

「見た目はリビングとマッチしているか」

「家族以外の客が来たときに通りやすいか」

「子供が危険にならないか」

 

などを十分に計画できなければ、失敗に感じやすくなるでしょう。

 

階段下を有効活用できるのにデッドスペースにしてしまったり、おしゃれを追求し過ぎて子供の昇り降りリスクが高まったり…といった点を失敗に思っている方も多いです。

山梨のデイクの家では、リビング階段を採用した間取りのご相談もお受けしています。リビング階段の良い点や注意すべき点など、気になるポイントはぜひともお問い合わせくださいね。

 

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