[甲府市×ローコスト住宅]玄関ポーチつけるときのポイントは?
#建物 2023年11月3日(金)
玄関ポーチは、“家の顔”にもなる場所ですが、内装デザインや間取りなどに気を奪われて玄関ポーチを後回しにしてしまう方もいるかもしれません。
玄関ポーチは、完成した家のセンスを感じさせる部分です。どんな風に仕上げるか、どんな素材を選ぶかなどは、家づくりの段階でしっかりと考えたいところです。
そこで、玄関ポーチをつけるときのポイントを一緒に見ていきましょう。
玄関ポーチとは・・・
玄関ポーチとは、建物内部から“玄関のドア”を開いたときに存在している、屋根や庇の下のスペースのことです。地面よりも数段高く、帰宅時や外出時に「内と外」を緩やかにつないでくれる大切な空間となっています。
特に雨の日に大きく役立つスペースで、帰宅時に「傘を閉じる」「カギをバッグから取り出す」「荷物を一時的に置く」と慌てずにスムーズな出入りを叶えてくれるスペースです。
玄関ポーチを新築で取り入れるときのポイント
玄関ポーチは、そこに住む人はもちろん、来客からも見え、外観デザインの一部となる大切な場所。新築では、ぜひともこだわりたい部分のひとつです。
山梨のデイクの家でも、玄関ポーチにも満足できるような家づくりを目指しております。
次に玄関ポーチを考えるときにおさえておくと安心なポイントをいくつかピックアップしてみました。
スペースの広さに配慮
扉の大きさや開き方(開き戸・引き戸・・・など)、開閉時の人の立ち位置といった想定をしながら玄関ポーチの広さを考えていきましょう。
一般的な家づくりでは一畳程度の広さが多いです。ただ、玄関ポーチには雨避けなどの目的もあるため、極端に狭い場合、玄関扉の開閉時に結局玄関ポーチからはみ出してしまうケースもあるので注意しましょう。
また、玄関ポーチは宅配便の一時的な置き場所や、プランターを置くなどの場所にもできます。どんな風に使いたいか、どんな要望を叶えたいかといった部分も想定しながら玄関ポーチを計画していくことが大事です。
屋根の大きさや素材感も大事
玄関ポーチには、「雨や日差しを避ける」という目的もあります。そこで、玄関ポーチには屋根や庇があるケースが主流です。
建物くり抜くように(玄関ポーチが凹んでいるイメージ)作った場合は、2階の床が玄関ポーチの屋根として雨避けの役割も果たしてくれます。両側に建物の壁もあるので、より「雨避け・日差し除け」の効果が感じられる作り方です。
一方、外壁のライン上に玄関ドアがあるケースでは、玄関ポーチのために小さめの屋根や庇が設けられていることが多いですが、大きさによっては横からの雨が入りやすいこともあるので注意しましょう。
また、屋根の形状や素材は、建物のデザインと調和させるように決めていくのがポイントです。
安全面からの床材選びも大切
玄関ポーチは、屋根や庇が付いているとは言え、少なからず雨が入り込んでしまうスペースです。
玄関ポーチの段差・スロープを歩くとき、床材の濡れが原因で滑るとかなり危険です。“滑りづらさ”に着目して床の素材を選びましょう。床の表面加工によっては滑るリスクが高いので注意が必要です。玄関ポーチは段差にもなっていることから、いくら気をつけても雨降りのときは滑るリスクがあります。ざらつきのある滑りにくいくい素材を選び、安全面にも配慮しましょう。
玄関ポーチの照明は安全・デザイン・防犯の観点から選ぶ
夜になったら玄関ポーチをしっかりと照らしてくれる照明。安全性、デザイン性、防犯性といったさまざまな観点で選びましょう。
玄関ポーチの上にダウンライトを取り付けると、出っ張りがなくてスッキリ見せてくれます。おしゃれにこだわりたいときは、デザイン性の高いブラケットライトもおすすめです。
また、安全性・防犯性といった観点では、人感センサー機能が付いた照明を選ぶと安心感があります。人間の動きに反応するとパッと光るので、防犯対策としては効果的です。
まとめ
甲府市のデイクの家でも、新築を建てたいというお客様から「玄関ポーチをどのように計画するべきか」とご相談をいただくことがあります。玄関の前に当たり前のように存在している玄関ポーチですが、家族が毎日通る大事な場所。しっかりとこだわっていきたいですよね。
今回お伝えしたように、広さや屋根、素材など総合的に玄関ポーチを考えていきましょう。