【築古の中古戸建】を購入する際の注意点・・・
#建物 2023年3月23日(木)
戸建の持家を検討する場合、まず選択肢に入るのが新築か中古か
・・・です。
新築も建売か注文かの2択になりますが、今回は「中古戸建」を見る際の注意事項のひとつについてお話致します。
この10年程、不動産探しはほぼネットからになりました。
ある程度条件を絞って目星をつけてから不動産業者へ問い合わせ→内覧して検討・・・という流れですね。
不動産業者も色々で、その物件を「直接売主から売却の依頼を受けている業者」もあれば、「売主から売却依頼を受けた業者から情報提供され、買主を募集している業者」もあります。
あるいは「物件を持っている売主が業者自身」という事もあります。
どれも同じ物件を扱う点では変わりありませんが、自社の物件として扱っていない業者も多数存在する為、中には物件について詳しくない業者(担当者)も多いです。
場合によっては「お客様を案内するその日に初めて物件を見た」なんていう事は日常茶飯事。
よほど慣れている担当者であれば年式と外観を見ればおおよそどんな状態かは判断できますが、それでも詳細が全て分かるわけではありません。
不動産業者はただ「販売の仲介を行う」だけです。健全な「取引を行う」それ以上の責任はありません。
つまり基礎や柱が白蟻による被害が甚大だとしても、売主がその事実を知らなければ当然に不動産業者へ報告する事は出来ないし、その補修費用を負担する事もありません。
何か不具合、欠陥があっても全て買主の責任において修補しなければなりません。
物件本体よりリフォーム費用の方が高くなる・・・なんていう事もあるでしょう。
築20年以上の物件を購入する際は、必ずある程度のリフォームは必須になる事を理解し、その費用を考慮しなければなりません。