[ぶっちゃけ]平屋・2階建てどっちがいいの?それぞれのメリット・デメリットご紹介します♪
#お知らせ 2023年4月7日(金)
これまでは、家づくりと言えば、2階建てが主流でしたが、近年は「平屋」という選択肢にも注目されています。
「平屋と2階建て、どっちがいいのだろう」と迷っているとき、まずは、それぞれのメリット・デメリットを比べてみましょう。
平屋のメリット&デメリット
まずは、平屋のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット~バリアフリーと動線の良さ
平屋の主な特徴は階段がなく、ワンフロアで生活できること。
「食べる・寝る・くつろぐ・家事をする」などひとつのフロアで済ませられるのは、大きなメリットですよね。
階段がないので、「洗濯物を2階のベランダに干しに階段を上る」「階段の掃除をする」という手間もありません。
階段の上り下りで転倒するリスクもなく、バリアフリーの暮らしと動線も短縮できます。
デメリット~ある程度の敷地が必要
平屋には「ワンフロアの生活」が大きなメリットとなっていますが、同時にデメリットにもつながっています。
2階建てで「1階と2階」に分けて配置していた間取りをすべて1階に配置することになります。リビングや水回り、寝室や子供部屋…と、2階建てと同様の部屋数にするなら、敷地面積も広くなければならないでしょう。
また、2階建てよりも「屋根面積」と「基礎面積」が増えることから、割高となる可能性も考えられます。
2階建てのメリット&デメリット
2階建てのメリットとデメリットには、どんなものがあるのでしょうか。
メリット~フロアごとの独立性が保てる
階段を設けて1階と2階に分かれるため、を保てます。
家族間でライフスタイルが異なるときは、それぞれの生活音が響き渡る同フロアでの生活は、音が聞こえてちょっと神経質になるときもあるでしょう。そんなときは、2階建てにすれば生活しやすくなります。
また、二世帯住宅にしやすいのも2階建て。水回りも2つずつ設けてフロアごとに独立させれば、プライバシーを確保しやすく、程よい距離感での二世帯生活ができるでしょう。
デメリット~階段移動が負担となることも…
1階と2階の行き来のため、階段を使って移動しなければなりません。平屋よりは「動線が長い・動線が複雑」というデメリットがあります。
また、歩き始めたばかり、就学前などの小さな子供がいると、2階建ての「階段」には十分な配慮が必要。大人と違って体の小さい子供は、階段の上がり下がりが結構大変です。
「落下・転倒するとケガをする」という意味をきちんと理解できない幼児がいるときは、リビングや寝室などにゲートの取り付けをし、危険を避ける工夫が必要でしょう。
平屋と2階建て、結局どっちがおすすめ?
平屋と2階建ての違うポイントは、「敷地面積の違い」「階段のある・なし」です。
メリット・デメリットがそれぞれに裏表となっているため、どちらのメリットを重視したいかによっても「おすすめの選択肢」が変わってくるでしょう。
それに、敷地条件や家族構成、将来設計などでも、どちらの方が暮らしやすいか違います。
たとえば、自分が希望する間取りに対して敷地面積的に余裕がなければ、平屋という選択肢はなくなります。
また、家族の人数が多くて二世帯住宅にするなら、2階建ての方が暮らしやすいでしょう。
逆に、「今もこれからも夫婦2人だけ」なら、平屋の方がコンパクトな暮らし方を叶えることができます。
まとめ
「平屋と2階建て、ぶっちゃけどっちがいいか…」
これについては、ケースバイケースとしか言えません。
マイホームづくりは一生に1回とも言える大々的なイベントですから、メリットだけで簡単に選んで決めると後悔のもとです。敷地面積や形状、ご自身が出せる予算、家族の人数や将来設計…など、たくさんの観点で考えていくことが大事です。
そして、平屋にも2階建てにも、メリットだけでなく、デメリットがあります。どちらにも目を向けつつ、デメリットをカバーできる対策についてもおさえておきましょう。
また、「平屋もいいけど2階建ても気になる」と決めかねているときは、お気軽にご相談ください。デイクの家では、お客様のご希望や状況をお聞きしながら、家づくりのサポートをしてまいります。