【プロが教える!】分譲地のここがいい!
#土地 2022年12月11日(日)
こんにちは、中條です。
土地探しからの家づくりを検討されている方も多いと思います。
すぐに決まれば、良いですが、中々土地が決まらず、話が先に進まないという方も多いのではないでしょうか?
一括りに土地と言っても、様々なパターンがありますが、今回は分譲地に特化した内容をお伝えさせていただきます。
私も数年前に、10区画ある分譲地の1区画を購入し、建築しましたので、経験も交えながら、お話させていただきます。
分譲地の金額は高い?
ポータルサイト等で、土地を見ていると、田・畑などの農地や単発の土地に比べ、金額が高いことが多いと思います。『分譲地は完成品なので、高いですよ』とお伝えさせていただくことがあります。
具体的に例を挙げると、測量が終わっているので、隣地の人と土地の境界で揉めない。上水道や下水道が宅内に引き込まれている。盛土や境界壁等の工事が済んでいる、見た目が綺麗で、家を建てるイメージがしやすいなどがあります。
例外もありますが、流通している数多くの分譲地は、基本的に、家を建築するにあたり、土地代の追加費用のようなものがかかりません。
対して、畑や単発な土地は、土地の状況によりますが、ご自身で、測量の費用や造成費用なども手配しなければなりません。実際には、ホームページなどに記載されている金額通りにいかないこともあります。安い土地を購入したけれど、いろいろな工事をした結果、最終的には分譲地を購入するのとあまり変わらないということもありますので、ご注意ください。
開発が絡む場合などの大きな分譲地は安心?
自治体によって異なりますが、大きな分譲地は多くの場合、分譲地の開発に行政が絡んでいます。
分譲地の計画が、法律や条例に違反していないか等を協議をしながら、計画に許可が下りないと、工事が進められません。また、工事中にも検査があり、検査に合格しないと、その土地に家を建てることが出来ません。(実質、販売することが出来ません。)
このような手続きを踏んで、分譲地が完成、販売されていますので、安心して購入することが出来ると思います。行政からのお墨付きもらった土地という感じに言い換えることが出来るかもしれません。
近所付き合いはどうなの?
一般的に、家づくりをするボリュームゾーンは、30~40代のご夫婦+小学生くらいのお子様がいる⇒3~4名様の家族構成のご家庭になると思います。
仮に、10区画の分譲地であれば、同じような家族構成の家庭が、何軒かあることは、珍しくありません。同じ学校・保育園などに通えば、お子様同士、親同士が良好な関係で、安心して過ごすことが出来ると思います。
実際に、私の住む同じ分譲地内にも、息子と同じ保育園に通う同級生も複数人いるので、保育園から帰ってきても、一緒に遊ぶことが出来ます。
分譲地の完成時期はよく確認して、余裕のあるスケジュールを!
本来であれば、分譲地が完成し、何軒か建築工事が始まってきてから、周りの建築状況を見つつ、土地の購入を検討したいところですが、エリアによっては、分譲地は人気がありますので、造成工事の完成前に売れてしまうことはよくあります。
分譲地の造成工事は、外での作業になりますので、天候によって、完成のスケジュールがずれてしまい、その分、建築工事の予定もずれてしまいます。また、工事中に行政からの指導が入れば、それに対応しなければなりませんので、さらにその分、時間もかかります。
検討される際は、造成工事の完了のタイミングをしっかり確認しつつ、余裕をもったスケジュールを立て、建築工事を進めていくことが大切です。特に『いつまでに新居に入居したい』等の希望がある方は、その期間までに、間に合うか確認することが必要です。
最後に
今回は、あくまで一般的な内容になります。土地によって、内容が変わることはありますので、気になる土地がある方は、不動産屋さんなどに、よく確認をしてください。
最後に、このブログ内でも土地に関する様々な記事が多数ありますので、ご興味がある方は、ご覧になってください。
https://www.deiku-ie.com/blog_cat/bc03
また、土地に関して、もっと様々なことをお知りになりたい方は、お気軽にお問い合わせください。