【プロが教えます】新築住宅「浴室・トイレの手すり」って必要?
#雑談 2022年11月28日(月)
こんにちは。
富士山、南アルプス、八ヶ岳など日本有数の山々に囲まれた山梨県。
山頂はすっかり雪をまとってまさに(?)冬といった感じでございます(日中は少し暑かったりしますが)。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
前回、前々回と新築住宅を建てて実際に住み始めてみると
「この設備は必要なかったなぁ」とか
「これは設置すべきだったなぁ」といった感想が少なからず出てくるもの。
ネット上などで話題になっているそういった設備の中から「食器洗浄機(前々回)」と「浴室暖房乾燥機(前回)」の“必要性”について個人的感想をまじえながら書いてまいりました。
今回はその第三弾!
これまでとはチョット毛色の違う(少しトリッキーな)話題。
浴室・トイレの手すり
例えば“車いす”を使用される方がお住まいになる場合はそれぞれの状況に適した「手すり」等を付けるのは当然の事なのですが・・・
(バリアフリーについてはいずれまた)。
今ブログではすべての人々に100%訪れる「老い」と「浴室・トイレの手すり」について考えてみたいと思います。
手すりがあって助かったぁ~
といった事を実際に経験した方から聞いた話。住宅を建てた際業者さんが勝手に(気をきかせて?)浴室に(トイレにも)手すりを設置(そんな事ってある?)。
その方は老齢ではありますが車いすや杖などは使っておらずどちらかといえば同年代と比べても元気なほうで「勝手な事しやがって!」「こんな物いらねぇ!」とブチギレますが手すりはそのままにしておきました。
ところが・・・
ついに“その日”がやってまいりました。(浴室に手すりがあって)「助かったぁ~」と思う日が!人それぞれ千差万別で(70歳代~90歳代など)いわゆる「老い」の状況や老いに伴う“筋力”や“体力”の低下は全く違うはずです。その方曰く「それまでは全く必要無かったが○○歳を過ぎた頃から“手すり”につかまらないとお風呂(湯船)から立ち上がれなくなった」そうです。
浴室はまぁ良くある“今時”のもの(昔ながらでなく)。で、その“手すり”は浴室側(洗い場側でなく)の壁に湯船に沿うように横についてる
「ただの棒」です。※↓下の画像を参照して下さい。
その“棒(手すり)”につかまらないと立ち上れなくなった理由は「筋力の低下」だと思われます。「トイレ」の手すりに関しては必要性を感じていないようで
トイレの便座や椅子などから立つのと違いお風呂の場合はべったりと座った状態から立つので結構な運動量といいますか筋力等を使うはずです。
「老い」による運動機能の低下などはその時になってみないとわからないようです。
以前テレビで「老人になる経験をしてみる」といった企画を見た事があります。よく男性に「妊婦さんになる経験」をしてもらう
社会実験があります。特殊メイクのようなものでおなかに赤ちゃんがいるような状態を(重量等)リアルに再現し外出時など日常の大変さを理解してもらおうといったもの。
それの「老人版」です。さすがに「脳」の機能は落とせませんがこちらも特殊メイクのようなもので若者(実験台)の全身を覆い「運動能力」を奪う事により
「重いは動きにくいは」といった状態をつくりだします。頭部や顔などにも特殊メイクをして見た目も完全に「老人」に。
“老人に変身させらられた若者”いわく「思うように体が動かせなくなり普段あたりまえのように出来ていた事が全て大変で
特に横断歩道を渡るのが恐くて怖くてしょうがなかった!」との事。
といったわけで多少の個人差はあるでしょうがだれにでも平等にやってくる「老い」。「住宅建築」や「リフォーム」の際にはご自身や親御さん等の
ちょっと先(未来)の事を想像しそういったことを検討してみても良いのではないでしょうか
長くなりましたので次回へ続きます。
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