【施行事例】建物解体工事
こんにちは、中條です。
建替えや古家を更地にして、家を建てたいというご相談がありますので、本日はそれに関する話をさせていただきます。
現在の解体工事
昔は大きな重機を使用して、数日でぺちゃんこにして捨てていましたが、現在は、同じようには出来ません。
木材・コンクリート・サッシ・瓦・金物・板金などを細かく分別しながら、作業をする為、時間がかかります。解体する規模にもよりますが、一軒家とそれに付随する外構などを解体して更地になるまでに、約2週間~1か月は考慮していただければと思います。
近年は、家庭ごみのごみ袋の有料化が当たり前になってきましたが、捨てることにも費用がかかるようになりました。木造や鉄骨などの構造や家の大きさ、植栽(伐根、伐採)、お倉や車庫、家の周りを囲っている擁壁やフェンス、駐車場スペースの土間コンクリート、家の中の荷物(家財)の処分などがあります。もちろん、どこまで業者さんにお願いするかによって費用は変わります。また、解体する現場までの道路が狭く、大きな重機が入らないときは、手作業の部分が多くなる為、その分手間が増えますので、プラスで費用がかかる場合もあります。
注意点①~法改正による~
近年では、法律改正もありました。代表的なことは、アスベストの検査が必要になりました。検査料や仮にアスベストが含まれているものを解体する際は、それに対応した内容で作業をしなければならない為、手間や作業時間も余分にかかりますので、その費用も発生します。
注意点②~セットバックが必要な場合~
敷地の空いているスペースに建築したい場合も注意が必要です。
接道が建築基準法42条2項道路の場合です。この場合はセットバックが必要になります。よくあるお話ですが、建て替えをする際、セットバックする部分に、家の周りを囲っている擁壁やフェンスなどがある場合は、それらを解体しなければなりません。その為、解体費用が発生します。言い換えると、その解体をしないと、建築工事の許可が下りない=建築が出来なくなります。どこまでセットバックをしたら良いかは、建築士に確認してください。
セットバックに関して過去の記事がありますので、参考になさってください。↓↓
https://www.deiku-ie.com/blog/7786.html
まとめ
ウッドショックやコンクリートショックと同じように、解体費用も高騰しております。ただし、解体費用はかかりますが、土地購入に比べると、費用が抑えられるケースは良くあります。解体工事の有無が、建築地選びや建築工事にかかる総費用などに、大きく影響しますので、気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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