【実際どうなの?】将来「AI」による建築は可能?
#雑談 2022年1月22日(土)
AIでの建築について
現状
2015年にオックスフォード大学と野〇総研の共同研究により近い将来「AIに代替が可能な職業」の研究内容が発表されました。
簡単に目的を要約すると「2030年の日本は人口減少に伴い労働力の低下が見込まれるのでそこをAIで補えるようにしよう。」ということです。
研究内容としては、現在国内において既存している601種類の職業の中からAIによって代替可能なもの、および代替される確率の計算を行いました。
結果としては10~20年後には日本の労働人口の約49%は技術的にAIやロボットで代替できる可能性が高いとなりました。
あれから7年、無人レジなどが増えてきましたがあんまりAIやロボット社会になってきているなという実感はありませんね。
ただ、技術的にはもう可能らしいです。
AIに代替え可能なお仕事紹介(可能性)
そのAIやロボットに代替が可能な仕事の中で、可能性が高いもの10選を簡単にご紹介します。
・一般事務員
・銀行員
・警備員
・建築作業員
・スーパー・コンビニ店員
・タクシードライバー
・電車運転士
・集金人
・ホテルスタッフ
・工業勤務者
上記に似ている仕事も可能性が高いといわれております。
この中に本題の「建築作業員」とあります。
現状において、建築業界の人工不足は加速し、将来的にはかなり人手不足になるのではないかと予想されます。
なので、人材不足を解消するために建設業界ではAIの導入が進められています。
重機や建機にAIを搭載することで、無人土砂を降ろしたり、土砂を踏み固めたりする実験が鹿〇建設などが行っています。
多くの建設機械が無人化することにより、建設作業員の仕事が減っていく可能性があるといわれております。
正直なところ、私が行っている「設計業務」においては現段階でもAIによる代替は可能だと考えております。
事実、私は建築ソフトで設計図を書いていますし、面積の計算も自動で行ってくれています。
最終的に確認するのは常駐している建築士になるのですが、設計図を「描く」ことに関してはAIによる代替は大いに可能だと考えます。
ただ、「建築作業員」の中でも「大工」においてはロボット化はまだまだ難しいのではないかと私は考えます。
それはこの仕事に携わるもの誰もが思うのではないでしょうか。細かい作業はロボットで可能かもしれませんが、
調整や仕上げなどは大工さんの長年の手や目の感覚で培った経験が仕事に反映されているので、ぽっと出のロボットには難しいと考えます。
リフォーム工事においては特に大工さんの偉大さを実感します。
余談ですがAIによって代替できないと言われている仕事は人間味が重要になってくる仕事です。
例えば営業職やカウンセラー、教師などが該当されます。
以上、僕もAIに仕事を取られないように日々精進いたします。
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