メーターモジュールと尺モジュールとは?どちらで建てた方がいい?
#建物 2020年9月5日(土)
こんにちは。
ミスターデイクで体の大きさナンバーワンの「モッチー」こと望月です。
体は大きいですが、気は優しいですよ。
今回はお家の寸法について、お話します。
「メーターモジュール」と「尺モジュール」
お家の基本的な設計単位として使われているのが「モジュール」です。
モジュールとは、建築物などの基準となる寸法をを表しています。
このモジュールは1種類だけではなく、「メーターモジュール」と「尺モジュール」の2種類があるんです。
メーターモジュール
メーターモジュールは1スパンを(1区切り)を1mとする規格です。
簡単に言うと、柱の中心から柱の中心が1mあるということです。
壁の厚さを考えると、人が通れる幅は約87cmになります。
メーターモジュールは比較的新しく、少しづつ施工する建築会社は増えてきていますが、まだまだ限られています。
尺モジュール
尺モジュールは、1スパン(1区切り)が9.1cmになります。
柱の中心から柱の中心までが9.1cmということです。
壁の厚さを考えると、人の通れる幅は約78cmになります。
尺モジュールは昔から使われてきた寸法で、比較的小柄な日本人に適した寸法と言われています。
メーターモジュールと尺モジュールの違い
上記で示したとおり、メーターモジュールと尺モジュールでは、9cmの違いがあります。
例えば、6畳間の場合、尺モジュールだと、2.73m(1.5間)×3.46m(2間)となりますので、約9.94㎡となります。
メーターモジュールの場合ですと、3m×4mで12㎡となります。
つまり、同じ6畳間でも、12㎡/9.94㎡で1.2倍も広さが違ってくるのです。
メーターモジュールと尺モジュールどちらがいい?
メーターモジュールの方が1.2倍も広くなるので、魅力的に感じますよね?
でも1.2倍大きくなるということは、費用も1.2倍、つまり2割高く掛かるという事なんです。
例えば2,000万円のお家であれば、単純計算で400万円割高になるということです。
400万円って大きいですよね!
現在、多くの建築会社が尺モジュールを採用していて、メーターモジュールで建築している建築会社は限られています。
また、建材のなども尺モジュール対応のものが多く、メーターモジュール対応のものになると割高となったり、尺モジュールのものを加工して使うとなると、変な継ぎ目が出来てしまったりします。
また、土地に対して、建物が占める面積も増えるため、お庭が狭くなったり、場合によっては土地にはまらない場合も出てきます。
メーターモジュール・尺モジュールどちらもメリット・デメリットがあるため、一概にどちらが良いとは言えません。
自分たちはどの程度の広さが必要か、予算はどれほどなのかをよく検討して、自分にあったモジュールでお家を建てて下さいね。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
南アルプス店
〒400-0332 山梨県南アルプス市鏡中條344-1
甲府東店
〒400-0832 山梨県甲府市増坪町167-2
両店舗共通フリーダイヤル 0120-202-696
デイクの家/山梨県のローコスト住宅・新築戸建・注文住宅はお任せ下さい。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★