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【住宅ローンの返済方法】元利均等返済と元金均等返済のメリット・デメリット

#住宅ローン 2020年7月6日(月)

 

 

こんにちは。

2級ファイナンシャル・プランニング技能士の村松です。

お家をつくる時に必ずといっていいほど利用する住宅ローン

ローンですので、当然利息が発生します。

住宅ローンはその費用が大きいため、掛かる利息も大きくなってしまいます。

実は住宅ローンの利息返済の方法には2つのパターンがあり、それぞれにメリットデメリットがあります。

今回は、そんな利息返済方法について説明いたします。

 

 

 

 

 

 

 

元利均等返済と元金均等返済

 

 

 

利息の返済のパターンはこの2つになります。

似たような名称ですのでわかりづらいかも知れませんが、「元利均等返済(がんりきんとうへんさい)」「元金均等返済(がんきんきんとうへんさい)」です。

 

 

元利均等返済

 

 

元利均等返済は、簡単に言ってしまえば、元金(借りたお金)と利息を併せて、毎月一定の額を返済する方法です。

イメージとしては、下の図のような感じです。

 

元利均等返済のメリット

 

 

元利均等返済は上記の図のような返済になります。

返済金額が変わらないため、返済計画が立てやすくなります。

また、後述します元金均等返済に比べ、初期費用が安くなります。

 

 

元利均等返済のデメリット

 

 

元利均等返済の場合、最初のころは利息の支払いが大きく割合を占めるため、元金がなかなか減りません。

また、元金均等返済より総返済額が多くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

元金均等返済

 

 

元金均等返済は、返済する元金が一定で利息をそこに上乗せする返済方法です。

下の図のようなイメージです。

 

元金均等返済のメリット

 

元金均等返済は、月々の返済額が徐々に少なくなってきます。

元金の返済が一定のため、元利均等返済より元金の返済が早くなり、同じ期間の借入だと、総返済額が元利均等より少なくなります。

 

 

 

元金均等返済のデメリット

 

 

 

返済当初は元利均等返済にくらべ、返済額が大きくかかってしまい、負担となります。

また、返済負担率の関係で、同じ金額を借りる場合でも元利均等返済より収入が多いか、自己資金が必要になってくる可能性があります。

 

 

 

 

 

まとめ

 

・月々の返済は、元利均等返済の方が少なくすむ。

・総返済額は、元金均等返済の方が少なくすむ。

・当初の費用は、元利均等返済より元金均等返済の方がかかる。

 

いかがですか?

利息の返済には2つのパターンがあり、それぞれメリット・デメリットあります。

金融機関によっては、両方から選べず、元利均等返済のみという場合もあります。

それぞれのご家庭にあった返済方法を事前に確認して、無理のない返済を計画して下さい。

 

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