DIYで役に立つ!?ちょっとした雑学で、家族からの株をあげよう。
2020年6月4日(木)
こんにちは、ミスターデイクで新築の設計を担当している望月です。
テレビや雑誌でDIYの特集がされ、皆さんの中にもチャレンジしている人がいるんじゃないでしょうか?
そんなDIYで使う道具のちょっとした雑学を紹介したいと思います。
これを知っていれば、お子様にちょっと自慢できるかも。
トンカチの雑学
最近は木材等の接合にはビスを使い、なかなかクギを金づちで打つなんてことも減ってきました。
でも大工さんっていうと、クギとトンカチってイメージがありますよね?
ちなみに、大工さんは金づちのことを「玄能(げんのう)」と呼ぶんですよ。
なぜ「玄能」と呼ぶのか?
玄能は、栃木県の那須野が原で退治された九尾のキツネが殺生石という石になって、人や動物を殺していたのを、源翁和尚が金づちで退治したことが、由来と言われています。
福島県白河市にある常在院の境内には、殺生石の破片がと言われる石が祀られているので、機会があればぜひ見てみたいものです。
トンカチの名前の由来
トンカチは、釘を打ち込み時に、「トントン、カチカチ」と言う音が由来と言われています。
トンチンカンって言葉も鉄を加工する際の音からきているんですよ。
玄能とトンカチとハンマーの違い
ハンマーは叩く工具の総称をいいます。
金づちは、釘を打ちつける部分が金属のものを「鎚」と書き、木製のものを「槌」と書きます。
一般的に金づちは金属のものを指し、「金鎚」と書くんです。
金づちの中でも、両面が打ち付けれるようになっているものを「玄能」と呼びます。
トンカチには、正確な定義がなく、ハンマーに近い存在とされています。
玄能の使い方
玄能は両面で釘を打てるのですが、実はそれぞれに形が違うんです。
写真の様に、片面は平らになっていて、もう片面は丸みがあるんです。
最初は平らの面でクギを打ち付け、最後は丸みの面で打ち付けるようになっているんですよ。
これは、クギを打ち付ける素材を傷付けないようにするために、2つの形に分けられているんです。
せっかく作るものですから、キレイに作りたいですもんね。
さいごに
今回は、金づちについての雑学を紹介させていただきました。
クギを打ち付ける時は、ただただ力任せにするのではなく、最後は打ち付ける面を変え、素材を傷を付けないよう繊細にすることが、キレイな作品をつくるポイントになるんですよ。
DIYをしながら、今回紹介した雑学をお子様や奥様に教えてあげると、ほんのちょっと株があがるかもしれませんね
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