[山梨・甲府の新築]総二階ってどんな家?
#建物 2025年1月17日(金)
家づくりの用語で「総二階」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
「平屋」「二階建て」「三階建て」と戸建住宅の階数があるけれど、「総二階」とは一体何なのか…。
そんな疑問をお持ちの方に、今回は「総二階」について特徴やメリットについてお話していきます。
“総二階”とはそもそもどんな家?
1階の形、2階の形がほぼ同じ、箱型の建物が「総二階」のお家です。
凸凹感がなく、とてもすっきりしたシルエット。シンプルですが、デザイン性も高く実用的で、最近の家づくりでは人気の形です。
総二階は実はメリットがいっぱい
総二階のメリットについていくつかご紹介します。
メリット1:建築費をおさえることができる
1階部分と2階部分の形が同じく、つなぎ目となる凹凸がないのが総二階の特徴です。
複雑な形状の住宅と違い、シンプルだからこそ、材料も少なく済みます。「施工しやすい・手間が少ない」ことから、全体的な工期も短くできるデザインです。
建築費をおさえられるので、新築でも注目されています。
また、1階から2階まで平面で続き、1階の屋根がいりません。屋根の劣化による雨漏りの不安も減らせて、結果的にメンテナンスコストもおさえられます。
山梨のデイクの家では、総二階のプランもたくさんございます。デザイン性や機能性を損なうことなく、素敵な総二階のお住まいをローコストでご提供しています。お気軽にご相談ください。
メリット2:耐震性に優れている
1階と2階の面積が異なる建物は、複雑な形になってしまいますよね。1階と2階の柱の位置も異なるうえ、地震時につなぎ目に負荷がかかりやすく、耐震性が劣る傾向です。
対して、総二階のお家は1階と2階の柱の位置も合うので安定性が向上します。
メリット3:実は防犯性も高め
1階部分の屋根がいらないため、「1階の屋根に上って2階へと侵入」…という犯罪も防ぐことができます。防犯性が高くなるのもメリットのひとつです。
メリット4:敷地を有効に使える
憧れの一戸建てですから、お庭や駐車スペースも広めに作りたいですよね。
でも、敷地によっては間取りを狭くしなければならないことも考えられます。そんなときは総二階が効果的です。
1階部分を小さくても2階部分にも同じくらいの面積を作り、お家全体の間取りを広げることができます。
一般的に狭小地と言われる土地の際は、総二階にすることで希望に近い間取りにできる可能性が高いです。
メリット5:断熱性を高められる
2階よりも1階の方が面積的に広ければ、「1階の屋根+2階の屋根」というように屋根面積が増えます。
屋根の素材や断熱材の施工方法によって一概に言えませんが、1階に屋根を通じて外気の温度が室内に影響することもあります。
そういった点では、総二階は屋根の面積が減り、建物の表面積をおさえられることも相まって、外気温の影響を受けづらい建て方と言えるでしょう。
総二階は間取りが難しいの…?
通常、お家の間取りでは、「キッチン・浴室・トイレといった水回り」「リビングダイニング」など使用頻度の高いところは1階への配置を希望する方が多いのではないでしょうか。
そこで必然的に「1階面積>2階面積」となってしまいがちです。
総二階は「1階面積=2階面積」としなければならず、どの部屋をどこに配置するかを決めるのが難しいかもしれません。
ふだんの家事動線・生活動線を崩すことなく、それでいて総二階の間取りができるようなバランスのよい間取り設計が求められます。
また、土地の形も間取りに影響します。
長方形や正方形といった“整形地”の場合、総二階の間取りが作りやすいです。一方、それ以外で複雑な形状をした“不整形地”は総二階に不向きなケースも多いかもしれません。土地探しから注文住宅をはじめる方は、総二階に合わせた土地選びも大切になってきます。
まとめ
山梨のデイクの家では、総二階の施工事例がたくさんございます。総二階のお住まいをご検討の際は、ぜひともお気軽にお問い合わせください。お客様の暮らし方のご要望に合わせたプランを提案いたします。