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山梨・甲府の家づくり~二世帯住宅で玄関のみ共有。メリットと注意ポイントとは?

#建物 2024年9月20日(金)

二世帯住宅を建てるとき、はじめに迷うのは「玄関を共有する?分ける?」ということかもしれません。

二世帯住宅の間取りのなかでも、プライバシーを保ちつつ、程良い距離感でお互い生活できるのが“玄関だけ”を共有する二世帯住宅です。

 

今回は、玄関のみ共有の“部分共有タイプ”の二世帯住宅について、メリットや注意点をお伝えしていきます。

 

 

玄関をひとつにした二世帯住宅の間取り~メリットとは?

まずはメリットについて見ていきましょう。

 

建築費をおさえられる

玄関を共有した場合、「玄関を2つ」の二世帯住宅よりも建築費をおさえられます。

完全分離の二世帯住宅は扉や玄関のスペースとそれぞれ2箇所とコストがかかります。

 

共有ならひとつで済むためコストカットにつながるうえ、「2つ分のスペース」を「1つ」に充てられるので広々した玄関を作ることも可能です。

 

山梨のデイクの家はコスパの良い、ローコスト住宅をご提案しています。二世帯住宅を建てると広い間取りになってコスト面が不安…という方もいるかもしれませんが、ローコスト住宅で建てることで、間取りや機能など希望に近づけることは可能です。

 

「どんな間取りにできる?」などお気軽にご相談ください。

 

 

お互いの居住スペースに行きやすい

玄関が2つの場合、お互いの居住スペースに行くために「靴を履く⇒外に出る⇒チャイムを押す」という流れになってしまいます。ちょっと少し面倒に感じますよね。

玄関を共有した二世帯住宅なら、建物内でそれぞれの居住空間への行き来が簡単。顔を合わせやすいので会話も増えるメリットがあります。

 

子供が「おじいちゃんおばあちゃんに会いたい」というときでも、廊下や階段を通るだけで行くことが可能です。それに、「お風呂に入っている間に子供を預かって」と、子育ての協力も求めやすくなるでしょう。

 

子育てストレスも軽減できそうです。

また、親世帯にとっても何か困ったことがあれば子世帯にすぐに相談できる間取り。頼れる家族がお互いに増えるのも二世帯住宅のメリットです。

 

 

水回り別ならプライバシーの確保ができる

「玄関だけの共有」なら、水回りは全部別。建物内部でお互いのプライバシーを尊重し合える点は大きなメリットになります。

 

玄関ホールで顔を合わせることはあるでしょうが、いったん自分達の居住空間に入れば、自分達のペースに合わせた暮らしができます。

水回りを共有する二世帯住宅もあります。キッチンや浴室、トイレは2つの家族が共有すると、“干渉”が起こりやすくストレスが増えてしまうもの。

ギクシャクを減らして程良い距離感で暮らすには、玄関を共有したとしても水回りをそれぞれの世帯に設けることがおすすめです。

 

 

 

どんな点に注意すべき?

玄関を共有するならおさえておくべきポイントについてです。

 

玄関のスペースに配慮

二世帯住宅は家族の人数が増えるため、一般的な家よりも少し広めにした方がいいでしょう。外出時間や帰宅時間が重なった場合、狭い玄関だと混み合ったり遠慮をしたりして、不便に感じることがあります。

 

また、家族の人数に応じた靴棚のサイズを検討することが大事です。コストをおさえようと「玄関スペースを狭く・靴棚のサイズを小さく」としてしまうと後から不満が出るため注意しましょう。

 

玄関の位置は生活動線を考えながら決める

二世帯住宅は、「左右対称にするか」「上下階で分けるか」などさまざまな間取りのプランができます。

 

玄関を共有する場合は、お互いのプライバシーを守りつつ、生活空間への動線が良い配置にした方がいいでしょう。

玄関が共有ということは、家族はもちろん、来客の出入り口もひとつになります。

 

たとえば、玄関脇に親世帯のリビングを設けて「いつも扉が開いている」という場合、来客が横を通過する際に気を遣ってしまうかもしれません。

友人や知人を呼びづらいというデメリットもありますが、「来客があるときはドアを開けないように頼む」、あるいは「玄関に通じるドアはいつも閉めて見えないようにしておく」といった取り決めをしておくのがおすすめです。

 

また、玄関をひとつにしたとき、「インターホンをどちらの世帯に設置するか」、もしくは「それぞれの世帯に1つずつ設置するのか」という点も決めておく必要があります。

 

宅配便が届いてインターホンが鳴るケースも多いことから、ふだん在宅が多い世帯の方にインターホンを取り付けるという方法もおすすめです。子機を増やすなど、二世帯住宅用のインターホンを選んでもいいかもしれません。

 

それぞれのライフスタイルなどもあるでしょうから、インターホンの種類や取り付け位置などはお互いに相談してみましょう。

 

 

まとめ

二世帯住宅で「玄関だけを1つ」という間取りは、プライバシーを守った同居ができます。内部で行き来がしやすくなり、自然とコミュニケーションが増える暮らしが可能です。

 

完全な同居よりストレスはなく、それでいて困ったことを助け合えるのもメリットになるでしょう。同じ建物とはいえ、干渉し合わないようにできれば、快適な暮らしになります。

 

ただ、玄関の広さや配置でちょっとした後悔を感じてしまうケースも。

二世帯住宅の経験豊かな施工会社に依頼することも大切なポイントです。

 

山梨のデイクの家でも二世帯住宅のご相談をいただくことが増えてきました。

お住まいになるご家族様の希望を取り入れつつ、間取りのアイデアもご提案いたします。お気軽にご相談ください。

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