[甲府市×新築]施主支給って何?新築を建てるときに知っておきたいポイント
#雑談 2024年3月29日(金)
近年の新築でよく聞く“施主支給”。施主支給とは、新築の際、施主が自分で買ったものを施工してもらうことを言います。
セミオーダータイプの家づくりで「自分でこだわったものを選んでみたい」という方、「もう少しコストをおさえられたら…」という方に選ばれる方法です。
今回は、施主支給についてお話をしていきます。
施主支給が新築で人気の理由とは?
新築で施主支給が人気なのは「自分の好みのものを自分で手配できる」という理由があります。
セミオーダーの家づくりは、提示された選択肢のなかからセレクトしていくことができますが、必ずしも自分の好みのものがあるとは限りませんよね。
そんなとき、施主支給をすれば、自分のこだわりの強い家づくりができます。
家族の集まるリビングは、インテリアのテイストに近づけたアイテムを取り入れたい方もいるでしょう。施主支給なら、自分達で探す時間も楽しめそうですね。
また、インターネットを通じて購入すると安くコストをおさえられることも多いです。
どんなものを施主支給している?
施主支給の例として多いのが「照明器具」や「ペーパーホルダー」、「ミラー」、「カーテンレール」、「タオルハンガー」、「郵便受け」、「洗面ボウル」などです。
標準仕様ではシンプルになりがちですから、個性やおしゃれを追求したいときはとても魅力的に感じるのではないでしょうか。
また、「エアコン」なども家電量販店を通じて買いたいと施主支給を選ぶ方もいます。
施主支給で知っておくべきポイント
自分で選べてコストが安いと聞くと「施主支給」がとても魅力的に感じるかもしれません。でも注意すべきポイントは事前に知っておくことが大事です。
施主支給できないものもある
施主支給に対応しているのは、上記でお伝えしたようなものだけです。
外壁材や柱、ユニットバス、キッチンなど、住宅の性能とも関わるものについては、基本的に施主支給ができません。
施工会社に事前に確認すること
そもそも施主支給に対応しているかどうかは住宅会社によって異なります。施主支給したいときは、まずは「施主支給をしたい」と相談するところから始めましょう。
家づくりでは、通常、「注文・入荷日の確認・取付」などのスケジュール調整を住宅会社が行います。
施主支給は、「施主が購入」「住宅会社が施工」と段取りが入り混じるため、施主支給したい物や範囲、機器の搬入日や取付日、取付費用なども入念に確認しておくことが大事です。
また、自分で用意した物に関する“製品自体の不具合”は住宅会社の保証の範囲から除外されます。トラブルが起きたとき、メンテナンスが必要なときなども詳しく確認しておくと安心です。
コストをおさえられる分、時間や手間はかかる
施主支給はコストがおさえられる魅力の反面、自分で情報収集から手配までやるので手間がかかるのがデメリットです。
購入後、サイズを間違って取付できない…というミスが起こらないとも限りません。あれこれとリサーチしていくうちに「よく分からなくなってきた…」という状況に陥るケースもあるでしょう。
取付日に合わせて配達の段取りをしなければなりません。家づくりの現場では、取付日に合わせて建築資材を配達してもらうなど段取りが大切になってきます。
施主支給の物を取付日よりもずっと前に配達してもらうと、「他の資材を置けない」「作業スペースが狭くなってしまった」などのトラブルが起こることもあるので注意しなければなりません。
デイクの家でも施主支給のご相談をいただくことが増えてきました。
できるだけお客様の理想の家づくりを叶えたいと思っておりますので、「施主支給の範囲を知りたい」「段取りをどうやればいいか」など疑問や不安をお問い合わせください。
また、施主支給は、購入先に建築費とは別途で支払う費用が必要となります。建築費なら住宅ローンに含められますが、施主支給で買ったものは基本的にすぐに支払わなければなりません。
施主支給の範囲が増えると、それなりに現金の準備が必要ですから段取りと資金計画をきちんとしておきましょう。
まとめ
今回は施主支給について詳しくお伝えしました。
家づくりについてさまざまな施工事例を見ると「こんな素敵な照明を取り付けたい」など期待に満ち溢れてきますよね。
人生のなかでも家づくりはかけがえのない貴重な経験。施主支給には手間がかかる注意点もありますが、苦労したからこそ、家が完成したときの達成感や充実感が増すのかもしれませんよね。
ミスターデイクでも施主支給のご相談をお受けできます。お客様のご要望をお聞きしながら、内容についてご説明させていただきます。疑問やご不安などお気軽に私どもにご相談ください。