山梨で建てる新築住宅~住宅ローンの素朴な疑問
#住宅ローン 2024年3月22日(金)
ひと昔前よりも住宅ローンが組みやすくなってきたこともあり、最近は20代という若さでも新築住宅を建てる方が増えてきましたね。山梨のデイクの家でも、若い方からのご相談をよくいただきます。
住宅ローンを組むときは周囲の人にも相談するかもしれません。ただ、ある程度の年齢層の人に住宅ローンのことを話すと、「頭金やボーナス払いがあった方がラク」とか「ローンは35年」とか、昔ながらのイメージで語られることもあるかとは思いますが、最近はどうなのでしょうか。
今回は、若い方が住宅ローンでふと疑問に感じるポイントをお伝えしていきたいと思います。
疑問①:ボーナス払いってどう?
そもそもボーナス払いは、毎月の返済額が少ない代わりに「ボーナス月にその分を多く支払う」という仕組みです。毎月の返済額をおさえられる点はメリットに感じますが、元本の減りは遅くなるため利息の負担増となるでしょう。つまり、返済総額をシミュレーションすると「ボーナス払いあり」の方が多くなってしまうのです。
また、ボーナスは景気に左右されるので「ボーナスがなかったとき」が不安。急な退職や転職などがあれば、ボーナス月の支払いは大きく負担でしょう。
しかも、ボーナス月は住宅ローンの支払いが多くて、貯蓄に回せないこともあるかもしれません。
特に、子育てをしている方は、今の教育費に加えて、子供の将来に備えた貯蓄もしなければなりません。ボーナス払いが負担となることもあるため、家族のライフイベントに合わせながら計画していくことが大事です。
ボーナス払いについては、さまざまなケースをシミュレーションして考えた方がよさそうです。
疑問②:借入年数はやっぱり35年なの?
住宅ローンは「35年」というイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。すべての金融機関で取り扱っているわけではないですがが、最近では「40年」借りられる住宅ローンも増えています。山梨では、甲府信用金庫やJAも40年借りられるようです。
40年借りられるメリットは、月々の支払いをおさえるため、家計にゆとりが生まれることでしょう。子供の将来に向けて、月々の貯蓄も可能です。
一方で「35年」と「40年」を比べると、金利負担が5年分増えるのがデメリットと言われています。
ただ、若いうちから子育てをしているということは子供の成長も早く、定年よりもだいぶ前に子供が独立します。いずれ教育費が減ってくると貯蓄に回せる額も増えるため、繰り上げ返済するという方法もあります。
40年…で住宅ローンを組みつつ、途中で年数を短くするという長期的な返済計画を視野に入れて借りることもできるでしょう。
また、40年で借りるときのポイントは、年齢が早いタイミングで家を建てることです。完済時の年齢を考えると、20代からの方が長い返済に対応できそうと審査にも通りやすくなるでしょう。
疑問③:奨学金の返済をしているけど審査に影響する?
住宅ローンを組む若い方のなかには、「奨学金の返済中」が審査に影響するのか疑問に感じているケースもあるようです。
住宅ローンのとき、クレジットでの買い物や、車のローンが審査に影響することは多くの人がご存知ですよね。奨学金は国や県などから借りているので、「住宅ローンの審査の際に申告するべきか」が分かりづらいかもしれません。
奨学金は学業のために借りているとはいえ、一応「ローン」です。住宅ローン審査時には申告しましょう。奨学金についても、ほかのローンと同様に、「今まで滞納がないか」「きちんと払ってきたか」も審査のポイントとなります。
奨学金について、月々の支払いが少額であり、なおかつ「滞納なし」なら審査には大きく影響しなそうです。ただ、借入額には影響する可能性もあります。そこでおすすめなのは、借入額をおさえられるローコスト住宅です。
山梨のデイクの家は、コスパの良さやおしゃれにこだわりたいという若い方の「家を建てたい」を叶えられるプランを多数ご用意しています。
ZEH水準省エネ住宅で快適な暮らしを叶えながら、光熱費の削減などコスパの良さも実感してもらえます。コンパクトなサイズの間取りのプランもあり、お客様の家族構成やライフスタイルに合ったものをご提案できます。
まとめ
今回は、住宅ローンの審査の素朴な疑問についていくつかピックアップしてみました。
ボーナス払いや返済期間については、長期的な視点で考えることが大事です。
また、山梨で住宅ローンの候補にできる金融機関は「山梨中央銀行」「甲府信用金庫」「JA」などがありますが、借入期間の長さや金利といった条件は異なるので比較検討してみてはいかがでしょうか。
以前ご紹介した銀行比較記事もご参考ください。
https://www.deiku-ie.com/blog/12438.html