子育て中、育児と家事のどちらも上手にこなそうとイライラしてしまうことはありますよね。気持ちにゆとりがなくなることもあれば、子どもの笑顔に救われることもあるでしょう。子育て中はそんな繰り返しかもしれません。

せっかく新築にするなら、イライラする時間を少しでも軽減できる工夫を考えてみませんか。

子育て世帯の新築で注目されているのが“ファミクロ”。ファミクロを採用して、生活が快適になったという声もあります。ファミクロでイライラ解消、そしてラクラク子育てが叶えられるかもしれません。

今回は、ファミクロが子育て中の世帯に人気の理由と上手に取り入れるアイデアをご紹介します。

家づくりで注目中の「ファミクロ」って？

ファミクロは、「ファミリー（家族）のクローゼット」を略した呼び方です。一般的な個室に設けられたコンパクトなクローゼットと違い、家族みんなの物を一箇所にまとめられるような大容量のクローゼットのことを言います。

ファミクロにはこんなメリットが

ファミクロの大きなメリットが「家事効率が高まる」という点です。

子育て中は、お住まいの動線が複雑になると本当に大変ですよね。「子どもから目を離せない」「子どもが寝ている間に家事をしよう」など、家事も急ぎ足に。特に、収納が2階の各部屋にある間取りの場合、急いで階段を駆け上がってバタバタと慌ただしく疲れもどっと押し寄せるのではないでしょうか。

ファミクロを採用して家族の収納物が一箇所にまとまると、家事動線がすっきり。ファミクロのなかで「大人の物」「子どもの物」と分類しながら整理もでき、家族みんなで共有したいものもまとめておけるのもメリットです。

また、ファミクロを作ることによって、家族がよく使う衣類を収納しやすくなります。各部屋の収納には、衣類以外の物を入れられるようになり、お部屋がすっきりと広く感じるメリットも感じられるでしょう。

子育てがラクになるファミリークローゼットのアイデア

次に、ファミクロを採用するときの間取りアイデアをいくつかご紹介します。

洗濯を干す場所の近くにファミクロを

家事効率を高められる動線にするには、洗濯を干す場所の近くへのファミクロの設置がおすすめです。

洗濯機から干す、そして乾いた洗濯物を取り込む、さらには「畳む→仕舞う」と、“洗濯”という家事はとても複雑ですよね。この一連の流れに「階段の昇降」がプラスされて、2階のクローゼットへの収納となると、洗濯の動作はさらに複雑になります。

そこで、一度に同じ場所で行えるように「洗濯干しスペース＋ファミクロ」と間取りを近くにすると家事効率のアップ間違いなしです。

山梨のデイクの家にご相談のお客様のなかでも「ファミクロを作りたい」とおっしゃる方が増えてきました。デイクの家ではお客様のご要望をお聞きしながら、スムーズな家事が行えるようにご提案いたしています。

玄関横のファミクロもおすすめ

玄関横にファミクロを設置するのも実はおすすめです。

たとえば、「ファミクロ⇒ランドリースペース（洗濯）⇒リビング」と行き来できるような間取りはいかがでしょうか。

動線をまとめることで、帰宅後にコートをファミクロに仕舞い、脱いだ衣類をランドリースペースに置き、そして着替えてリビングへ行くというストレスのない動きが実現します。

新築を建ててから「玄関がごちゃごちゃして片付かない」という後悔を抱く方も多くいます。帰宅後に玄関に無造作に置きがちなコートやバッグ、帽子などを仕舞える収納スペースとして、ファミクロは大活躍してくれるでしょう。

まとめ

家族の収納を一箇所にまとめられる“ファミクロ”。家族が多いときはファミクロで管理しやすくすると家事効率も高まります。

子育て世帯は育児と家事とに大忙しですから、できるだけイライラせずにスムーズに家事をこなしたいですよね。「洗濯の動作がしやすい」「玄関が散らからずに済む」など、ファミクロを作ることでイライラも解消できて、子育てもきっと行いやすくなるのではないでしょうか。

山梨のデイクの家では、新築するうえで不安に感じていることや理想に思うことなどをお聞きし、それを解消できるようにお客様と共に考えてまいりたいと思います。ファミクロはもちろん、気になる点がありましたらぜひお気軽にご相談ください。