[山梨×新築]新築を建てるときに気になるドアについてご紹介♪
#建物 2023年9月15日(金)
家のあちこちに設けられる“ドア”。
「内装に合わせておしゃれにしたい」「無垢材を使って温かい雰囲気に見せたい」など、
どんなデザイン、どんな色にしたいか迷いますよね。
見た目ももちろん大事ですが、同時に考えておきたいのが「ドアの開き方」。開け閉めによって暮らしにどんな影響があるかも確認しておきましょう。
今回は新築でもよく選ばれる、開き戸と引き戸の特徴から気をつけたいポイントをお伝えしていきます。
開き戸ならどんな注意点があるのか?
開き戸は、多くのご家庭で使われている室内ドアです。ドアの取っ手を掴み、「向こうに押す・手前に引く」などで開閉ができます。
一般的なドアで新築やリフォームでもよく採用されますが、いくつかの注意点があります。
開けたときに他のドアにあたらないように
開き戸の開閉方法には、2パターンあって、開けたときの扉の方向が「室外側or室内側」のどちらかにできます。
ただ、狭い範囲にドアが2箇所設置されるケースでは、開き戸の開け方には注意が必要です。どちらも廊下側への外開きにした場合、同時に開けると、他のドアに当たるかもしれません。どちらかを内開きにして、ドア同士の干渉を避けましょう。
廊下の広さによって危険な外開き
廊下の広さによる開閉時のケガのリスクも考えておきましょう。廊下の幅が狭いとき、廊下側にドアを突然開けると、ちょうど通行していた家族にぶつかる危険もあります。ドアが直接あたるだけでも痛いですが、その衝撃で転倒するとさらに大きなケガをするかもしれないので注意しましょう。
トイレのドアの向きに注意する
公共施設のトイレでは内開きのドアが一般的ですが、家庭のトイレのドアは外開きにするケースが多く見られます。トイレという場所柄、力んだときに中で人が倒れると、内開きではドアが開かずに助けづらいという理由からです。
外開きにするときは、開けたときに通路を歩く人とぶつからないようドアの幅にも配慮しましょう。
引き戸のメリットデメリット
次は、引き戸についてです。
メリット
引き戸ならではのメリットが開閉の幅を調整できることです。「少しだけ開けて換気をしたい」というときも便利に使えます。
右と左にスライドさせながら開閉するため、廊下の幅が狭くてもドアがぶつかる心配がありません。小さい子どもや高齢の力が弱い方などの軽い力でも開け閉めができるドアです。
また、空間同士のつながりをよくできるというメリットがあります。
特に、「リビング」と「リビング横の部屋」との間に3枚に連なった引き戸を設置すれば、開閉によって使い分けが可能です。ふだんは全開にして広々と開放感をもたらし、「子供がお昼寝中は閉めて個室に」「お客様が宿泊できる部屋」など、シーンごとに使い分けができるでしょう。
デメリット
引き戸を採用するうえで知っておきたいデメリットが「気密性」「防音性」についてです。
構造上、どうしても隙間ができ、暖房効率に影響する可能性があります。隙間によって、テレビの音や話し声などが部屋の外にも聞こえます。引き戸の吊りタイプだと下の部分が開くので、隙間風が気になるかもしれません。
また、1枚の扉なのに2枚分のスペースを要します。ドアを引き込んだところは、壁としては使えません。家具を壁にぴったりつけて置くこともできませんし、スイッチやコンセント位置が制限されることもあるでしょう。
引き戸は開き戸に比べると費用が高いので、間取りとの関係も考慮しながら取り入れてみてくださいね。
引き戸に合った場所はある?
引き戸は「半分くらい開ける」という調整もできますし、全開しても場所を取らず、風によってバタッと急にしまるリスクもないドアです。そこで、ドアを開けたままにする頻度が高い洗面室はおすすめできるドアと言えるでしょう。
たとえ全閉してもちょっとした隙間から空気が出入りして湿気がこもりづらく、カビ対策にもなります。
また、家族みんながよく使うリビングなどのドアにも便利で採用しやすそうです。
まとめ
注文住宅で新築するときは、どんなドアを設置しようか悩みますよね。開き戸や引き戸は大きな違いがあるので、選ぶ際はしっかりと特徴をおさえておきましょう。
開き戸は「開け方」に注意が必要なドアなので、ケガのリスクを考えながら設置が必要です。
また、引き戸は開閉も左右だけですっきりしますが、気密性と防音性がない点もあらかじめ理解しておくことが大事です。
「我が家にはどんなドアをつけるべきか」とお迷いのときは、山梨のデイクの家にお任せください。お住まいになる方の理想イメージをお聞きしながら、空間のデザインをご提案します。
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