収納計画がしっかりできれば、新築住宅を素敵におしゃれに見せることができます。

ローコスト住宅でも充実の収納プランが可能です。

今回は、新築で取り入れると暮らしの満足度がグンと高まるような収納の種類をお伝えします。

キッチンの使い勝手が良くなる「パントリー」

キッチンスペースやキッチンに隣接するスタイルで使える収納が「パントリー」です。

パントリーの嬉しいポイントをご紹介

週末にまとめて行き、“買い溜め”をするという方もいるのではないでしょうか。パントリーがあると食品・日用品をたくさんストックでき、それが結果的に災害時の“備え”にもなり、いざというときの安心感につながります。

また、収納量が増えるので整理整頓しやすいうえ、家事の効率も高まるというメリットがあります。

使いやすい収納量を考える

パントリーをつくるなら、「何を収納する・どのくらいの収納量が必要か」を考えておきましょう。

せっかくだから広いパントリーが欲しいという気持ちになるかもしれませんが、奥行きを取りすぎるのも注意。奥行があり過ぎて「奥の物が見えない」という失敗を感じやすくなります。

手前の物ばかり消費するため、賞味期限が切れた食品等が後ろに残っている…なんてことも。

また、奥行きを取り過ぎて「奥に物が入れづらい」と手前しか使わなくなることもあるので注意しましょう。

いつもスッキリ綺麗な空間にできる「シューズクローク（SC）」

シューズクロークとは、玄関内部に設けた土足で出入りできる収納スペースのことです。

玄関のスッキリを実現できる「シューズクローク」

玄関は、家族の靴やホウキなどの掃除用具、傘、ベビーカー、三輪車、家庭菜園用の用具など、サイズ感の違うもので乱雑になりがちですよね。靴はシューズクロークに入れればいいですが、それ以外の物は置き場所に困るアイテムかもしれません。

シューズクロークを設ければ、こういったアイテムをすべて収納でき、玄関がスッキリとします。住まいの顔との言える玄関が広くなり、外出や帰宅の際も気持ちよく出入りができそうです。

シューズクロークを作るときの注意ポイント

シューズクロークは動線を考えて作ることが大事です。入口がひとつの「ウォークインタイプ」のシューズクロークは、それほどの面積を必要とせず取り入れることができます。1畳ほどの空間があれば、かなりのものが収納できるでしょう。

そして、入口・出口というように2箇所の開口部を設ける「ウォークスルータイプ」なら、荷物を収納しながら家のなかにも入れるという動線にできます。ウォークインタイプよりは広めの面積が必要ですが、たっぷり・ゆったりと収納できるのが魅力です。

シューズクロークは、土間がおススメ！

土足で出入りするシューズクロークは、砂や土などの汚れが床に蓄積します。シューズクロークの床の素材でおすすめなのが掃除のしやすい土間です。せっかくの便利な空間が不衛生にならないようにお手入れしましょう。

「ウォークインクローゼット（WIC）」

一般的なクローゼットよりも収納量が多く、中を歩けるようなタイプがウォークインクローゼットです。

新築で大人気の収納

ウォークインクローゼットと一般的なクローゼットとの大きな違いが「収納できる物の量・内容」です。

ウォークインクローゼットなら衣類やバッグなどのほか、シーズンオフの布団や子供が使わなくなったおもちゃ、読まなくなった本などあらゆる物の置き場所として活躍してくれるでしょう。中を歩きながら収納できるので、いざ使うときも取り出しやすく便利です。

また、鏡を設置すれば着替え場所にもできます。ウォークインクローゼットの中で、日々のお出かけ前にコーディネートをチェック。おしゃれが好きな人にもおすすめの収納です。

注意したいのが「棚」

内部ですが、

・壁一面だけに棚をつけるか

・両側に棚をつけて真ん中を歩けるようにするか

・棚の下にハンガーをつけるか

など棚の取り付け方には注意が必要です。

また、部屋ではないので窓をつけなくてもいいものの、換気対策として小さな窓を設置したり、換気扇を適切に取り入れましょう。

夜間に使うことも考えると、照明の数もポイントとなります。

まとめ

さまざまなところにこだわったつもりなのに、実際に暮らし始めると「ここが失敗だった…」と新築住宅で後悔ポイントを持つ方もいます。

そのひとつが「収納」です。収納が多い方が、家のなかもすっきりして、新築住宅がより暮らしやすく快適となります。広さや使い方、動線などを意識して、実用性の高い収納を新築に取り入れることが大事です。

ちょうど9/2.3開催の完成見学会のお家もWICがなんと２つもついています！

収納力抜群のお家ですのでこの機会によろしければチェックしてみてくださいね!(^^)!

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