【実際どうなの?】中古戸建の予算◆
戸建の持家を検討する際、まず選択肢に「新築」か「中古」が上がります。
それぞれ一長一短あります。
よく「安く抑えたいから中古にしようかな」という相談を頂きますが、おススメ出来るケースとそうでないケースがあります。
大きく中古戸建を3パターンに分類すると・・・
①リフォームベース住宅
築約25年以上、500万~1,500万前後
②再生住宅
築約25年以上、1,200~2,000万前後
③築浅住宅
築約15年以内、1,500~2,500万前後
最もボリュームゾーンとなり、選択肢の大半になってくるのが①のリフォームベース物件だと思います。
①を検討される理由の多くは「安いから」です。
ですが、概ね建築時期が1980~1990年代のものが多く、大きなリフォーム・リノベーションが施されていない場合、リフォーム費用に大きな金額を割く必要が出てきます。
なので「リフォームベース」なのです。
特にバス、キッチン、トイレ、洗面台、給湯器等は寿命を迎えているものが多く、最低限取り換えたい項目となります。
住宅ローンを払いながらリフォームローンを組んで・・・となると、毎月の支払いはかなりの額になります。
リフォームローンは金利も高い為(住宅ローンに比べて)、総額となると新築を建てた時と変わらない事も。
なので我々が中古住宅を勧める際は、リフォーム費用も住宅ローンに組み込んで、一括で払っていくような組み立て方をする場合が多いです。
それほど中古戸建とリフォームは切り離せないものです。
新築か中古考える際、中古住宅にはプラスして大きなリフォーム費用がかかる事を考慮して検討する事が非常に重要です。
さらに、支払い終える頃にはその家は築何年になっているか、さらにリフォームが必要になってくるのではないか・・・という所まで頭に入れておく事もポイントです。