【実際どうなの?】よく見かける、すごく安い土地
#土地 2022年9月25日(日)
住宅用地を探す際、ひと昔前は町の不動産屋に直接行って、物件を紹介してもらいました。
インターネットが完全に普及した現在では、スマホやPCの不動産情報サイトから土地情報を検索し、不動産屋へ問い合わせを行う方法が最も一般的です。
土地は全て1点モノの為、その条件により特性は様々です。
同じ分譲地内にあっても形状、面積、位置、接道状況、電柱の有無、高低差、陽当たり等〃・・・それらが異なれば当然価格も違います。
よく不動産サイトを見ていると、上の方に(価格を安い順に設定していると)周辺相場と比較して異常に安い土地が目につきます。
坪単価15万円するエリア内なのに、60坪で300万円・・・のような。
安い土地が見つかった喜びよりも、なんでこんなに安いの??という不安の方が大きいと思います。
その不安は概ね正しく、「安くしなければ売れない理由」が必ず1~5個程あります。
よくある例としては、
・狭くて建築が困難
・接道している道が細く、通行が困難
・陽当たりが絶望的
・電気水道等のインフラ設備がない(工事も困難、または非常に高額)
・周辺に物理・精神衛生上、好ましくない施設等がある
・高低差または段差、傾斜が大きく、造成に高額な費用がかかる
・事故物件である
・都市計画の制限上、建築が出来ない(または困難)
・農地の場合、農地法の制限上、売買取引出来る相手が限られている
・金融機関が担保設定出来ない事由がある
等・・・多様にあります。
土地検索を行う場合、まずは希望するエリアの「周辺相場を把握する事」が非常に大切です。
相場より価格が落ちる場合、安い理由は何か、その理由が自分達にとってデメリットとなりうるか??・・・ここをよく考えましょう。